どの球団も彼が日本ハム入りを表明するとは思わなかったに違いない。おそらく大半のプロ野球ファンも想像できなかったと思います。
花巻東の豪腕投手、大谷君が、日本ハムへの入団を表明しました。早くからメジャー志望を表明していた彼を、日本ハムは方針通り、その年一番の注目選手を指名。かつてのダルビッシュ、中田翔と有望選手を指名して、プロ野球界を担う選手へと育成してきた球団の指導力には脱帽でしたが、今回も、九分九厘アメリカに渡ると思われていた大谷投手を、入団まで導いた手腕は見事です。
話によれば、栗山監督は、160キロの速球と通算56本塁打の打力を備えた大谷選手を投手、打者の二刀流で育てると宣言。また、ダルビッシュがつけていた背番号を11を彼に与えるとまで言っているとか、監督就任1年目でリーグ優勝に導いいた指導力と彼独特の情熱がストーブリーグでも発揮され、厳寒の北海道にまた熱い話題で心が温まる思いがします。
また、大谷選手の将来のメジャーへの道も後押しすることも保障されているあたり、選手と球団の風通しの良さも感じられ、このようなチームには、ファンと球団の軋轢など存在せず、プロ野球ファンとしては、理想的な球団です。栗山日本ハムファイターズに来年も目が離せません。