衆議院選挙も告示となり、各党の政策がクローズアップされています。
どの党も原発問題と景気対策、TPPの3点が焦点になっていますが、そんな中で、中日本高速のトンネル事故が起きる中で、高速道路の補修や公共施設の耐震化の問題がおざなりになっていないかと危惧してます。
今回の事故から、僕自身も、橋やトンネルを通るたびに少なからず不安を感じるようになり、高速道路の総点検と補修工事になぜ力を入れないかと疑問を感じるようになりました。
民主党政権時に叫ばれたコンクリートから人の政策。確かに公共工事には無駄な部分があることは確かですが、現状にある高速道路や橋、学校などの老朽化により補修工事を早急に手をつけないと惨事の連鎖が起こる可能性が高いと思います。
原発の問題にしても、脱とか卒とかの前に、起こりうる事故の対する現実的な対処法が必要ですし、東日本大震災で被災した方々が普通の生活に戻れるための対策も安心、安全な生活をベースに考える必要があると思います。
人々が安心して暮らせる環境を築く、コンクリートと人の共存が今一番の政治的課題ではないかと思います。