猛暑の続く中、みなさんにとっての涼の求め方は何ですか?
先日、偶然にもとても美しい涼感に出会いました。
仕入れの帰り道に、寄り道するメナード美術館でのこと。メナード美術館は、2ヶ月ごとに所蔵品を中心にした企画展を行います。
今回は、夏をテーマにした企画展でした。
この企画展が、実に涼感を感じる美術展でした。イントロダクション、夏景色、夏の花と生きもの、そして、涼―青の世界と内外の名画がずらりと並びます。
はじめに、ガラス皿やガラス壷で透明感を、夏景色では、日本や海外の作品を通じて夏の情景を映し出し、夏の花と生きものでは、日本の巨匠たちの絵画や工芸作品で、夏の花や生きものたちの姿を風情豊かに映し出し、そして、夏色とも言うべき「青」の世界を、作家の特色ある世界に投影しながら様々な夏色を描き出していました。
美術館は、作品保護の観点から良好な室温調整を行っており、心身ともに快適なスペースです。
目で見て体で涼を感じてみませんか?
メナード美術館正面の左右に設けられた噴水スペースも、見ていて涼を感じます。
昼間は目で涼を感じつつ、急の仕入れ帰りに立ち寄った。坦々麺専門店の錦城で、気になってた「冷やし坦々麺」を注文して、また新たな涼を発見しました。
白と灰色の器に盛られた美しい造形。クリーミーな辛さとしめた細めんの冷たさが、優しく体を冷やしてくれます。美感と涼感を目と味で感じられました。
こちらもメナード美術館に程近い場所にあります。ぜひご堪能ください。
そんな二つの涼感美を味わえた一日でした。
最新の画像もっと見る
最近の「【エッセイ・コラム】」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事