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秋の新ドラマ・私的評

10月から、新ドラマが続々とスタート!相変わらずのコミック頼りは否めませんが、今回は、若干オリジナル脚本も増えて、個人的には期待が持てる内容となりそうです。

スタート済の作品として先ずは、「相棒season14」の反町隆史の新相棒シリーズ。今回は法務省のキャリアと言う新しい配役で、初回から刑務所内の殺人事件と言う今までにない展開に満足いく結果でした。キャリア=反町のイメージは、まだまだ違和感がありますが、官僚相棒と杉下右京の頭脳戦がことの他面白く意外性を感じるスタートでした。

次は、家政婦のミタブームで脚本家として注目を浴びた遊川和彦が、女王の教室から再び天海祐希とタッグを組んだ「偽装の夫婦」。スーパーウーマンの顔を持ちながら出会う相手を不幸にしていくことで過去を封印した図書館司書の主人公が、かつて愛したゲイの恋人と再会し、その封印が解かれていく。予測不能な結末が大いに期待できる作品。ミタを超えられるか?

他にも篠原涼子のチャーミングなキャラクターと共演の江口洋介演じる偏屈男の恋の行方がおもしろい「オトナ女子」アラフォー女子は、女子なのかのテーマの元、僕も大好きな吉瀬美智子に鈴木砂羽が、異なるアラフォー世代を演じていてラブコメ作品としては女子も男子も楽しめそうです。

他にも、女性脚本家として数々のヒットを手掛けてきた井上由美子の遺産相続をテーマにしたホームドラマ「遺産相続」が22日からスタート。向井理演じる主人公が、婿入りしてお金持家族の遺産相続に巻き込まれると言う内容。円熟期を迎えた井上脚本の新境地開拓成功なるか。

他にも人気小説のドラマ作品として、西島秀俊と伊藤淳史の新コンビでスタートの医療系サスペンスドラマ「無痛~診える眼~」と池井戸作品として待ちに待った「下町ロケット」は阿部寛を主人公に据えて、半沢直樹でもおなじみのメンバーや中堅、ベテラン、若手の人気俳優が勢揃いで、力が入れ方の違いを見せつけた感じがします。この二作品も、僕の中では今後も楽しみなドラマになりそうです。

ドラマも二極化か。ドラマ世代とコミック世代の構図が明確に出てきており、どちらに軍配が挙がるで今後のドラマの在り様が見えてきそうです。


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