歴史的なニュースがアメリカとキューバの指導者から同時に発せられました。半世紀にわたったアメリカとキューバの国交断絶から、いよいよ和平交渉に向かうことに。
僕が、キューバの存在を強く意識したのは、J・F・ケネディとチェ・ゲバラの存在が大きいです。ケネディからは、米ソによる第3次世界大戦勃発の恐れがあったキューバ危機を。ゲバラからキューバ革命に身を投じたアルゼンチン人でカストロの相棒として。それまでアメリカの文化一辺倒の中で、キューバ産の葉巻、キューバリブレやモヒートなどのカクテル、映画ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブで知ったキューバ音楽など。アメリカとは違う新しい文化を知ることが出来ました。
僕が思うに社会主義国家でありながら、その風土や国民性などから開放的なイメージを強く持っています。今回の和平交渉の立役者はローマ法王であったことも、宗教観を同じくする両国が手を携えることで、新しい潮流が生まれるような気がしてます。
愛にあふれたケネディとゲバラ。きっと天国で二つの国の今後の和平を見守っていると思います。