漫画界の巨匠、水木しげるさんが逝去されました。
テレビアニメの白黒を経験している僕たちにとっては、おそらく手塚治虫先生のジャングル大帝と共にゲゲゲの鬼太郎は、誰もが観てたアニメです。
鬼太郎を通じて妖怪を知り、日本に各地に古くから伝わる伝説の一つとして楽しめたのも水木先生のおかげです。
水木しげるの世界は、僕たちとっては、おどろおどろした存在でありながら、登場する妖怪がどことなく愛らしく親しみを感じられ、僕たち世代も含め、その後の世代にも長く支持されたのではないかと思います。
摩訶不思議な世界を、子供たちにわかりやすく表現した水木先生の画業は、稀有なものととして後世に語り継がれるに違いないと思います。