65オヤジのスタイルブック

アート的「のだめカンタービレ」考察

3、4日と2夜連続の特番「のだめカンタービレ新春スペシャル」は期待を裏切らない出来栄えだった。

僕は、原作は読んでないけど、久しぶりにはまったドラマだった。
キャスト&音楽もさることながら、僕が注目したいのが色。

登場人物の小物、建物の一部など、随所に赤、青、黄色の鮮やか色がポイントに使われている。
今でも印象深いのは、アパルトメントの大きな青い扉。古城の黄色い壁。教会の青いステンドグラスの窓。キャストではのだめの青のマフラーやシュトレーゼマンの赤い手袋など。
色のアクセントがシーンにコントラストを生んで強く印象付けている。

もうひとつは、CGによる効果。メロディーや感情を形にすることでクラシック音楽にに視覚的効果をプラスして親しみやすくしてるところだ。
また、郊外でシーンでは、おそらく映像効果だと思うが、澄んだ空気感みたいな印象を意識してつけているように思う。
このドラマの美術スタッフは、かなりイケテルと思う。

僕は、最近の漫画原作による安易なドラマ制作は好まないが、「のだめカンタービレ」のような制作者の原作とは異なるリアル感や映像表現に挑む姿勢には感嘆した。


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