ハリルジャパンにとって、今回のイラク戦は絶対勝利が不可欠だったはずだ。それが、引き分けの勝ち点1。先制するとラインを高く保てず、守備的になってしまう現在の日本代表の悪い癖が出てしまった。
何とか首位をたもったものの、残り2戦は、オーストラリアとサウジアラビア、ワールドカップ出場の可能性の高い上位のチームとの対戦。まさに崖っぷちの絶対に負けられない戦いです。
次回は8月31日ホームでのオーストラリア戦。酷暑のテヘランで体力消耗とケガ人の続出で、勝利のカードを切れなかった指揮官には同情するが、最近の監督を観ると、感情の起伏が空回りし、選手を鼓舞できず、自信の無ささえも感じる。
ハリルサッカーは、好みだが、新しい選手を起用して成功をおさめてきた点でも、攻撃の手を緩めない選手起用が必要ではと感じます。セルジオさんのボヤキが聞こえそうだ。
初戦での躓きから、むしろここまで、よく立て直してくれたと思うが、本調子でないが負けない戦いをしてきたライバルのオーストラリア戦で絶対勝利し、ホームでのワールドカップ出場決定の喜びをサポーターと共に味あわせてほしい。
監督も選手も前を向いて進むしかない。がんばれハリルジャパン!勝ち取れワルドカップの切符を!