映画館で観れなかった作品をDVDで観るシリーズ。今回は、96時間の監督とショーン・ペンがタッグを組んだアクション作品「ザ・ガンマン」です。
96時間でのリーアム・ニーソンを観たとき、今までにないアクション映画のスタイルを感じましたが、その監督とオスカー俳優との共演とあって、どんな仕上がりになるかと期待を持ってみました。
舞台は内線下のコンゴ共和国。ボランティアのサポートをするショーン・ペン演じるジムは、裏の顔として特殊部隊の傭兵の顔を持ち、鉱山利権に絡む大臣暗殺の任務を成功したが、暗殺者として恋人を残し姿を消すことに。任務を終えたジムは、アフリカでボランティア生活を送っていたが、正体不明の暗殺者に命を狙われる。
計画に携わった人間が次々と殺されていることを知ったジムは敵を突き止めるため再び銃を持つと言う内容です。
この作品のために、強靭な体に鍛えぬいたショーン・ペンの肉体美は見事。50半ばを過ぎた年齢を感じない鋼のような肉体を駆使して、リーアム・ニーソン張のアクションに挑んでいます。
脇を固める俳優陣も敵と味方に分かれて渋さあふれる面々が顔をそろえ、重厚感たっぷりのアクション映画に仕上がっています。若き頃のショーン・ペンを彷彿とさせるワイルドな演技に注目して観てもらいたい作品です。