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田渕俊夫展 メナード美術館

開館25周年を迎えたメナード美術館の記念展、田渕俊夫展を観賞しました。

田渕俊夫先生は、日本美術院同人で、愛知芸術大学、東京藝術大学の教授を務められた日本画壇を代表する方です。

ここメナード美術館の所蔵作品の中で中核をなす画家で、本展でもおよそ40点の作品が展示されています。

今回の展覧会の特徴は、氏の日本画に対する強い思いが示されています。

その特徴は、緑青、群青、墨などの色彩と線描を中で制作された作品や、かつてドキュメンタリー番組でも紹介された投影機を用いて直接画面に描く、新しい手法による大作の屏風絵をその製作過程とともに展示されています。

さらに人物画や色彩による印象的な四季折々の作品が並んでいます。

氏の作品の特徴である、静謐で透明感のある画面と日本画の花鳥風月を現代社会に反映した今を表現した斬新な作風に改めて魅了されました。

今回の展覧会は、名古屋市美術館での同時開催です。こちらは、週明けに観賞予定ですので次回に紹介したいと思います。

また、春の院展も22日まで松坂屋美術館でも開催されます。

田渕俊夫の日本画の世界をめぐってみるのも一案かと思います。


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