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65オヤジのスタイルブック

朝ドラ「まっさん」とウイスキーの魅力

新しいシリーズがスタートするたびに視聴率を塗り替えている朝ドラ。花子とアンの後の「まっさん」も好調なスタートを切っています。

今回のドラマ、ヒロインが初の外国人でもうひとりの主人公が玉山鉄二演じる男性と言う朝ドラ初の試みになっています。そして、脚本家もテレビドラマ出身から「パッチギ!」や「フラガール」を手がけた映画出身の羽原大介氏が手掛けています。また個人的にも今回は国産初のウイスキーを作った竹鶴政孝さんでウイスキー好きの僕としてはたまらないドラマとなっています。

ここで、このドラマに欠かせないウイスキーの魅力を僕なりに伝えたいなと思います。

先ず、竹鶴政孝さんは、日本で初めて国産ウイスキーを生み出した人で、彼がサントリー時代のことです。初の国産ウイスキーの名前が白札。この名前で浮かぶ人は多いと思いますが、白札はホワイトの前身だったのです。その後に竹鶴さんは独立してニッカウイスキーを創業。ニッカは現在アサヒグループの傘下に入っています。僕がウイスキーに出会った頃は地方の飲み屋さんではサントリーが主流でした。そんな中でニッカのシンボル的なラベルの人物が印象的ですが、そのモデルは英国のブレンダーのキングと言われた人がモデルだそうです。ブレンダーとはいくつかの樽のウイスキーをブレンドして作る専門家をさし、政孝さんもニッカの初代ブレンダーでした。ウイスキーにはこのブレンデッドとシングルモルトにわかれます。シングルは単一の樽をさすわけです。

最近は、優れた国産ウイスキーが製造者の努力で世界でも評価されています。それらのウイスキーは蒸留所の地域名を冠したもので、サントリーの山崎や白州、ニッカでは余市や宮城峡などがあります。ウイスキーの製造方法などは今後ドラマの中で展開されていくと思いますので、日本のウイスキーの労苦の歴史を知る上でも酒好きでも魅力的なドラマになると思います。そして、朝ドラファンにも、ヒロインエリーの実在の女性リタの異国の地での奮闘ぶりも楽しみです。

新しい試みでスタートした朝ドラ「まっさん」朝のドラマに酒党など新たなファンも巻き込んでブレイク間違いなしでしょう。


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