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おんな城主 直虎ともう一人の女城主

先日8日NHKの大河ドラマ「おんな城主 直虎」がスタートしました。今までにない戦国歴史ドラマとして興味深いですが、先ずは進展を注視ながら感想などを述べたいなと思ってます。

直虎の舞台は遠州の井伊谷からスタート。徳川四天王の一人、彦根藩の藩祖、井伊直政を育てた女性ですが、直虎については資料も乏しく所説あり、未だ再検証の必要があるそうです。ただ、大河ドラマのヒロインとしては、その生涯の上でふさわしい人物だと思います。

今回のドラマのシナリオを作成した脚本家の森下佳子さんが、いかにして描いていくか着目したいところです。

昨年の秋に恵那を旅する機会があり、もう一人の女城主を知りました。日本三大山城のひとつ、恵那市岩村町にある城址、岩村城の女城主「おつやの方」です。岩村城は、鉄壁の守りを誇る名城で、武田と織田の間で激しい争奪戦が繰り広げられ、織田信長の祖父の娘で信長の叔母にあたります。おつやの方は、信長の政略結婚の道具にされ、最後は武田についたおつやの方は信長に処刑されるという悲しい運命をたどります。

おつやの方は、事実上の女城主と言えますが、その生涯は大河ドラマのヒロインとしてふさわしくないかもしれません。しかしながら、戦国の男たちの陰にあって、城を守り、村民を守り、また岩村から幕末の志士の礎を築いた儒学者佐藤一斎を生んだことを知ると、おつやの功績は未来につながっていったように感じます。


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