NHKの大河ドラマ「花燃ゆ」がスタートしました。今回の主人公は吉田松陰の妹、文がヒロインです。文役には井上真央が、松陰には伊勢谷友介が松陰の同志として小田村伊之助を大沢たかおが演じています。
ドラマが始まる前には、名前が知られていない女性が主人公とあって、ドラマの人気を不安視する意見が多くありましたが、第1回を観る限り期待できるなと直感しました。
それは、先ずキャスティングが魅力的であること。吉田松陰は30歳で斬首されたことで、その後の討幕へと加速した事実を観ると、前半は、伊勢谷演じる松陰を中心に展開されると予想できます。また、文は後に、東出昌大演じる久坂玄瑞の妻となり維新へと突き進んでいくと想像できます。
今回は、大河ドラマがどちらかと言うと男の好む番組ですが、若手の有望株や劇団ひとりやビビる大木、原田泰造などのお笑いタレント、そして中堅、ベテラン俳優にも奥田瑛二や長塚京三、北大路欣也などを起用することで、幅広い配役も魅力的です。
そして、何より江戸末期から明治維新へと進むドラマは人気が高いのは事実で、女性の視点からこの時代を眺めることも、今までにない斬新さがあって女性ファンも増えるのではと予想してます。