夏の甲子園。東海大相模が乱打戦を制して、10対6で優勝を果たしました。
4点差での勝利は、8回まで6対6の接戦で、9回に東海大相模のエース小笠原君の決勝ホームランを機に生まれた4点で、ここまで一人で投げぬいた佐藤選手の健闘むなしく、またしても甲子園の神様は、白河越えを許さなかった結果だと思います。
東北の高校野球ファンの願いは、次回に持ち越しととなりましたが、近い将来、東北に優勝旗が渡るものと確信しています。
夏の炎天下での闘いは、どうしても打者に有利な結果を生むことを今回の大会で痛感しました。しかしながら、高校野球は総合力。2枚看板のエースと打棒が東海大相模の優勝を結果導きました。
出場校と夏と言う季節を考えると、ベスト16が決まった時点で、一日づつ休養日を作っても良いと思います。夏休みの長い期間を考えれば、可能なスケジュールだと思います。
投手の球数制限など、議題にのぼる問題はあるにしろ、スポーツを超えた不思議な力を持っている高校野球は、単純なルール改正では解決できないものだと思います。
ですから、余裕をもったスケジュールで、特に投手に対する配慮が必要となってくるのでは考えます。