65オヤジのスタイルブック

井岡VS八重樫世界統一戦

昨日の世界ミニマム級世界王者統一戦は、稀に見る見事なタイトルマッチでした。

世界チャンピオンが7人もいる日本で、しかも、WBCとWBAの世界王者が対戦する統一戦は、世界的にもめずらしいタイトルマッチでした。

井岡選手の技と八重樫選手のパンチの重さ、好対照の二人が拳をかせね、両者引くことのない真向勝負のファイトに胸をすく思でした。

終了とともに、すべてを出し尽くして健闘を称えあったふたり、勝者は判定で井岡選手に挙がりましたが、八重樫選手の両目の腫れがなかったら、勝者は彼の手にあったように思えます。

これぞ、ボクシング。今回のゲストの二人、薬師寺VS辰吉戦をほうふつとさせるタイトルマッチでした。

今回のタイトルマッチは、日本ボクシング協会会長で、八重樫選手のジム会長の大橋氏のマッチメイクだったそうです。チャンピオンベルトを奪われことも覚悟して、この一線を組んだ大橋会長には敬意を表します。

しかしながら、7人のチャンピオンがいながら、低迷の日本ボクシング。その象徴が、あの、スポンサー名を貼り付けた美しさのカケラもないボクシングパンツが象徴しています。

工夫すれば、スポンサー広告もいろいろとアイデアが生れると思うのですが、これは僕の勝手な私見でしょうか。ボクサーの体の一部にスポンサーが貼り付く現実。せめて、ボクサーの体だけは神聖であってほしいです。

今回のマッチメイクにより、ボクシングの低迷打破につながることを期待して、リングの中で戦う選手だけは神聖な存在にしてほしいと思います。


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「【スポーツ】」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事