日本中をおバカな世界に巻き込んだテディベアが再び登場!映画「テッド2」を鑑賞。
前回は、有吉版テッドの吹替版を観賞して、これがことのほか楽しかったので、今回も有吉テッドの吹替版を観賞しました。
僕が吹替版を今回選んだのは、笑いのツボがずれたくないためです。ドタバタ劇は楽しめても、やっぱり言葉の壁は如何ともしがたく、スーっと入ってくる感覚がないと僕は楽しめないのです。アメリカンジョークをいかにして、日本のエロトークに替えるかが笑いのミソです。監修を引き受けた映画評論家の町山さん。そこのところ、よくわかってらっしゃります。本人は字幕派だそうですが、僕は有吉テッドを支持します。
で本編。今回は、テッドが前作の彼女タミ・リンと結婚。マンネリの夫婦生活を打破するために、子供を作ることを決意。ジョンに相談。
当然、ぬいぐるみ人間テッドは、子供を作ることができず精子バンクへ。そのことがきっかけで、テッドがぬいぐるみであることがわかり、州はタミ・リンとの婚姻をはく奪。テッドの人権を得るために裁判に挑むと言うもの。
こう説明すると、感動のヒューマンドラマが展開されそうですが、そこがテッド。親友ジョンとお下劣満載のおとなのドラマが展開されます。
テッドを弁護する新米弁護士には、アマンダ・セイフライド。彼女のセクシーで、カメレオン的演技が生かされてます。ほかにも、モーガン・フリーマンやリーアム・ニーソン、人気プロアメフト選手などが出演。テッドが愛されるわけもうかがえます。
R15+指定だけあって、全編聴くに堪えないジョークの連発です。真面目な方にはオススメできません。でも、勇気をもって見れば、世界一おバカなテディベア・テッドの人間性が伝わってくると思います。