NHKの「みんなのうた」が昨年で50年になりました。
お昼と夕方に流れる歌声と美しいアニメーション。改めてみると、一番身近にあって、隠れた名曲の数々があるな~って思います。
茶々丸オヤジにも数々のマイソングがあります。
1960年代の「五匹のチャールストン」は、モダンなリズムとイラストレーターの草分け、久里洋二さんのコブタのアニメも楽しかったです。実は、映像制作には、切り絵作家の藤城清治さん、あんぱんまんのやなせたかしさん、画家の谷内六郎さんや横江忠則さんなど今では巨匠となった方々が携わってます。
1970年代と80年代の「北風小僧の寒太郎」は、堺正章さんに北島三郎さんが歌って異なる味を出してます。また、「山口さんちのツトム君」や「南の島のハメハメ大王」などのヒットなど、オリジナルの名曲がずらりと並びます。
1980年代は、ポップス界のアーティストやアイドルが登場。大貫妙子さんの「メトロポリタンミュージアム」やシブがき隊の「スシ食いねエ!」などユニークな楽曲が並びます。
その後も、森山良子さんの「さとうきび畑」うるまでるびの「おしりかじり虫」平井堅さんの「大きな古時計」などの名曲が生まれ、多彩なアーティストが番組を彩っています。
振り返れば、すべてが心に残る名曲。時に優しく、時に元気に、笑いと涙を誘いながら時空を超えた、歌を通した名作短編集のように感じます。
終わることのない歌として、みんなのうたが、心のバトンを渡しつづけてほしいと願ってます。