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商店街でお店を開いているのでゴールデンウイーク中も仕事をしている。
この期間、地元江南では、江南市三大まつりの藤まつりが開催されている。
このおまつり、曼荼羅寺の藤から由来している。江南の公園には、藤が市の花ということもあり、藤棚が多くこの時期紫や白の花房を見られる。
曼荼羅寺周辺では、民家の庭先が臨時駐車場化し呼び込みも盛んだ。
しかしながら、その賑わいも下降気味。津島市の天王川公園に勢いをとられているようだ。
いつも、江南の各種団体から「市全体に藤の賑わいがない」との指摘を受ける。
しかも、最近発覚したのが市役所の藤棚に花が咲かなくなったこと。どうも当世財政削減から、専門の職人に剪定していたものを素人に任せた結果。花を咲かせる元の枝まで切っしまったのが原因らしい。(そう言えば、近くの街路樹の下にある紫陽花の花々たちも花も咲かせなくなってしまったな~)
素人の浅はかさでは済まされない問題だが、なんら解決もされず藤棚は花を咲かせずじまい。市の玄関口がこの有様で何が藤まつりかと思う。
その町の評価は、文化水準の高さに比例する。ヨーロッパが文化に力を入れるのはそういった点に由来する。自然のくつろぎも文化といってよい。
花と緑の豊かさは、文化的要素だ。政治にたずさわる人々は心して文化を学ぶべきだ。文化を育てることは、決して無駄使いではない。
未来の子供たちに豊かの心をはぐくむ要因が文化を育てることに起因する。
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