モバゲー、ビッダーズのカリスマ女性経営者として有名な南場智子氏の社長退任の決断に敬意を評したいと思います。
イービジネスの世界で、良きパートナーとして同志としての存在の夫の看病が退任理由だそうだが、その潔さに感動します。
インターネットショップを経営する茶々丸オヤジが、ネットショップの楽しさ最初に実感させてくれたのは、7年前のビッダーズ出店でした。
ビッダーズの出店で、南場氏とは2回ほど面識がありましたが、メガネが似合う気さくな人柄で、カリスマ社長と言うよりは、こぎれいで明るい女性のイメージを持ちました。
一個人店主に過ぎない僕に、当時発展途上にあったビッダーズで期待に答えられない状況に対して、率直に謝られる姿に、こちらが恐縮するほどでした。
僕の経験から、女性オーナーや女性の上司は、とかく男性と比較されることに対する防衛作か、虚勢を張って女性としての魅力を半減させる雰囲気を感じる場合があります。
南場さんは、女性としての能力を最大限に生かした方からこそ、短期間で急成長を遂げたのだと思います。
夫の看病での退任とは言え、代表権のない取締役ですから、生活面では安心できるでしょう。
しかし、男性の良く深さと違い愛ある決断ができるのは、女性のもつ、かけがえのない母性だと思います。
南場さんは、夫の病気に打ち勝って、またひとつ女性としての新しい行き方を示してくれると確信してます。
多少の縁があった、名もない一店主でうが、あなたにエールを贈ります。