ゲーセンにて

今日は友人の誕生日だったので、クラスメイト数人と中華を食べに行った

本当はアロハタワーのまきの茶屋がまた「女性限定５０％OFF」を始めたので行きたかったが
みんな帰りのバスが不便という理由からアラモアナ近くで手を打った


今回タイ姉弟の誕生日が近かった為二人分のお祝いをする事にし
私はＡちゃんと共同で二人にバングルを送った


正直日本人以外の子には何を送ったら喜んでくれるのかわかりにくい

だけどよく思い出してみたら　二人供いつも手に沢山のバングルを付けていたので
その中のコレクションのひとつにでもくわえてもらえれば、と選んだ

Ａちゃんは「良く観察してますねえ」と感心してくれた
何となく、仕事上この人はこんな雰囲気が好きだろう、とか考えつつ接客をしているので
日々の鍛錬が少しは役立った様な気がする

最初は食事代を出してあげようか、とも言っていたが
何か思い出に残るほうがいい、と思った
特にＡちゃんはもう少ししたら日本に帰らなくてはいけないし
多分もうこんなに長くハワイにいられることは無いだろう

私がいつも、かつてベトナムの女の子から貰ったネックレスを見る度に
彼女を思い出すように、時々は今日の事を思い出して欲しい



食事の後、タイ弟に誘われてアラモアナのゲーセンに行った

正直腐るほどここには来ているが、ゲーセンには入った事無かった
（と言うか、あることすら気づかなかった）

やっぱりゲームの種類は日本の方がダントツ多いしバラエティーも豊かだ
でも久々のゲーセンに最初はＡちゃんと二人テンションが上がってしまった（大人げない・・・）

しかしＵＦＯキャッチャーでもしてみようかと行ってみたら
何のキャラかよく分からないゴム製の針千本みたいな物体が
ガラスの中でぎゅうぎゅうひしめき合っていて
こんな奴らにお金を使いたくない、と速攻で考えを改めて
シューティングゲームをする事にした

銃社会だけあって（？）かその手のゲームだけは種類が多い

中には「狩り」がテーマの物があり
画面に出てくるリアルな鹿やムース（トナカイみたいなやつ）を猟銃で撃つのだけど
この手のゲームは日本では受け入れられない気がする
では人を撃っていいかと言われれば、そちらの方が実は問題だけどね・・・


ゲーム好きなタイ弟を日本のゲーセンに連れて行ったら
狂喜乱舞して、きっと一日中出てこないだろうなあ、と思いつつ
彼がストリートファイターに熱中しているの見ていた

アラモアナ＝ショッピングというイメージが出来ていたので
なんだか別の場所で遊んでいるみたいで楽しかった

ただ９時には閉まってしまうのが、悲しいかなハワイらしいというか
健全な所だと思う




バイクレースに熱中する二人
選べるコースの中には「ハワイ」も勿論あるのです



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マンゴーの恐怖 再び

Ｕさん達が帰国した日
夜遅く家に戻るとドアノブの所に何かが引っかけてあった

中をのぞくと、小さなメモとたくさんのマンゴー

マンゴーアレルギーの私は「部屋に入れない・・・」と一瞬思ったが
（ドラキュラよけのニンニクと効果は同じ）

よく考えれば口に入れなければいいだけなので
さっさとノブから外して鍵をあけた


メモには今回お世話になったとのお礼と
マンゴーをもらったが待ち帰れないので食べてくださいとの簡単な走り書きがあった

そもそも旅行者の立場で、一体誰にこんな沢山のマンゴーを頂いたのか？
それよりナゼ、セキュリティーガードのあるこの建物の上の階まで上がって来れたのか

きっとその辺の住人に紛れてこそっと入ってきたのだと思うけど
ビニールに入ってだらんとだらしなくノブにぶら下がるマンゴーを見た時
「ここのセキュリティーもどうした物かな」と考えてしまった



今が旬で、道のあちこちの木に　たわわに実るマンゴーは
シャワーの花と同じハワイの初夏の風物詩だと思う

Ｕさんのくれたマンゴーは形こそバラバラでいびつだったが
（きっとどこかの庭になっていたのを貰ったのだろう）
つやのある皮は既にオレンジに色づいて、指で押すと少し柔らかく　まさに「食べ頃」といった感じだった


ここでなんとなく
「もう１年以上もハワイに住んでいるのだし、この前一口食べた時は何も起きなかった。そろそろ免疫とかが出来ているかもしれない」という
大した根拠もない思考がむくむく湧いてきて
よせばいいのに一番小さいのを一個だけ食べてみた


甘酸っぱく柔らかく、まさに南国フルーツの味がした

翌日になっても何の変化も起きなかったので更にもう一個食べた

そして変化は２日目の夜やって来た



パソコンをしていたら違和感を感じトイレに行った
下半身全体が、ビミョーに痒いのである

「まさか・・・」と思いつつ鏡を見たら
唇にも小さな水ぶくれが出来はじめていた

私はこんなに仲良くなろうと歩み寄っているのに
マンゴーの奴は私と仲良くするつもりは一切ないらしい


仕方なく熱いシャワーで下半身と顔を石けんでゴシゴシ洗い
かゆみ止めを縫って寝た

次の日もかゆみは収まらず（特に今回は下がキツイ）
仕事中、かく訳にもいかないので必要以上にお尻をバンバン叩いていた

研修生の子に「免疫が出来たかと思って・・・」と話すと
「なんでそんな事思うんですか・・？」と
明らかに（いい大人のくせに・・・）と言ったニュアンスを含んだ乾いた笑いをかえされてしまった


単に食いしん坊なんだよ、悪かったね

きっと明日には痒みは収まるだろうと思う
もう食べないぞ、・・・・また何年間かは



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うれしい知らせ

The Willows


私がブログを放置する時、
決まって日本から誰かが遊びに来ていると思ってもらって良い

木曜日にやって来たＵさん一家（ということにしておこう）
お互いハワイ好きなので話が良く合い
飲み会で会う度によくハワイの話で盛り上がっていたが

実際こうやって現地で会うと、また少し違ったおもしろさがある

特にハワイ好きのおじさんは、風が吹く度
「くう～～、いいね、この風っ、これぞハワイ」

などと４年ぶりのハワイを満喫している様子だ

昨夜はみんなに元祖ハワイアンフードを楽しんで頂こうかと
Willowsを予約し、タクシーでいそいそと出かけた



今日は久しぶりに再会できたお祝い
それにもう一つ、私にとってうれしい知らせが届いていた事に
出かける前に郵便受けを覗いて気づいた


やっと美容師試験に受かったのだ

お恥ずかしながら４度目の正直・・・


１回目の試験の時はうれしげにブログにもアップしていたが
２度目、３度目と不合格を繰り返すうち、
試験を受けに行く事さえも周りに言えなくなっていた

唯一社長だけが、時々思い出したように
「そういえば免許はどうなったの？」と突如聞いてくるぐらいだった

「前の子はすぐ取れたって言ってたけどねえ」と社長はため息をつき
その度私は隣の家の優等生と比べられた駄目な子みたいな心境になって
薄ら笑いを浮かべるしかなかった


日本の免許を元にもらえる仮免は、９月には切れてしまうので
実は結構ギリギリだったと思う

毎回試験官は同じ人だったので
「この子は一体いつまで来るんだろうか・・？」
と正直不安に思われていたに違いなかった


実際は最初の頃に一生懸命勉強していた おかしな問題は大して出なかった
「エイミーは正しいのか～」などと変な所で引っかかっているから
４回も試験を受ける羽目になるのだ
だからといってエイミーは悪くないのだけど・・・



合格通知を受け取った時
わくわくと、半分安堵の入り交じった気持ちで書類を読んだ

「ＣＯＮＧＵＲＡＴＵＬＡＴＩＯＮＳ あなたは試験に合格しました

次のステップとしてあなたがする事はライセンスフィーを払う事です。
詳細は以下の通り・・・」


急に現実に引き戻されてガクッと来たが、でもいい
もうこれ以上あの変な病名やら何やら訳の分からない英語に悩まされなくても良いのだ

とりあえず今回のハワイ生活の一番の目的を達成できた喜びで
今日のシャンパンはすこぶる美味しかった

（タダだったから、と言う説もある。Ｕさん、ご馳走様でした）




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Ｗｅｄｄｉｎｇ

今日はハワイに来てお友達になったＫさんの結婚式だった
と言っても彼女は私にとって先輩のような存在で
全てにおいて１歩先を歩いているという感じの人だ

今回彼女のヘアスタイルを作らせてもらう事になっていたので
朝早くからホテルに出向き
次々やってくるお友達と供に楽しい準備の時間を過ごさせてもらった


だんな様がローカルの方なので
結婚式はローカル色に溢れていた

関係者の大半が地元ウエディング業界人にも関わらず
ドタバタして開始時間が少しおしてしまい

「これじゃホントにローカルウエディングだわ」と皆で笑った


会場のテラスからは海がよく見えた



この結婚話を聞いた時、あまりに展開が急だったので正直驚いたけど
二人の笑顔を見ていると
最初から彼女はハワイに残る運命だったのかなあ、と思った


そしていつものように祈る


幸せになってください







ホテルルームの窓の外に置いてあった植木鉢の中に小さな鳥の巣があって
みんなが仕度をしている途中卵がパカッと割れて、何とヒナが生まれた

みんなでガラス越しにそっと見つめて
「今日は縁起がいいわあ！」と言い合った

この鳥の巣、ホテルのスタッフも絶対気づいていたはずなのに
そのまま置いておく所がハワイの素敵な所だと思う



それにしても、バフェの料理がどれもとても美味しくて
最近忙しさのあまりまともな物を食べてなかったせいか、浸みた

ケーキバーも、３回もお代わりしてしまった（笑）






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お誕生日報告

先日７月４日、アメリカは独立記念日で盛り上がっていたが
知る人ぞ知る　この日は私の誕生日でもある

この年になると誕生日も大して嬉しくもないが
こんなに国をあげて「おめでとう！」と行って頂けると、悪い気はしない
（みんな私の誕生日を祝っている訳ではないのは分かっていても）

ただ「この日が誕生日」と宣言をしてしまうのは「何か下さい」とねだっているようで何となく言い出しにくく、周りの人には極力黙っていた



７月３日の前夜祭ではすでに花火が上がる
誕生日を前夜祭から祝って貰えるなんて初めてだ

この日は元同僚Hさんとカパフルにある渋い沖縄料理屋さんでご飯をごちそうになり、
同じカウンターに座った見知らぬ人たちから泡盛や韓国ワインを飲ませてもらった

食事の後でアロハタワーに移動し、ちょうど駐車場に車を止めた時花火が始まった
目の前には遮る物がなく、かなり良いポジションだった



４日にはあえて何も予定を入れず、ダンナとスカイプでもしつつ静かに祝ってもらおうと思っていたら
何げにメールしていたヌンちゃんと一緒に花火を見に行くコトになった

花火の前に腹ごなし、とアラモアナの４Fにあるレストランに入ったら
偶然にも案内されたテラス席からは花火がよく見え
結局終わりまで席に座ったまま色とりどりの夜空を二人で眺めていた



１年前、この花火が見れなかった事を少し心残りにしつつ日本に帰ったのを思い出す
６年前の滞在の時も目前にして帰国した

数年越しの願いか叶ってやっと７月４日の花火を見る事が出来たが

まさか優雅にレストランでカクテルなんか飲みながら
タイのクラスメイトに誕生日を祝ってもらってる自分は想像できなかった

人生は自分の全く予測出来ないシチュエーションを繰り返しつつ進む、と言うが
今日の私はまさにそんな感じ






「アタシ今日誕生日なんだわ」と言ったらウエイターの兄さんが大きなアイスクリームケーキを持ってきてくれた
（これこそ文頭の「だから何か下さい」以外の何者でもないけど・・・）

「痩せなきゃいけんのにね～」といいながらヌンちゃんと二人で仲良くつついて完食した


穏やかで、でも賑やかで、癒された誕生日だった





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夏休み

最近ちょっと、と言うか結構忙しい

みんなバケーションを取るシーズンに入ってきたからだと思う

人がいない分、残った人のやる仕事は必然的に多くなる
その内自分の休みもやってくるので
今は黙って働き続けているのだけれど・・・・


ハワイのメイクさん、２週間から１ヶ月お仕事お休みする方多いみたい
お休みを利用して日本やメインランドに行くらしい
もちろんこの時期に頑張ってる方も沢山いると思いますが

日本では美容師の休みは３連休でもひやひやしながら取っていたので
こんな長い休みを大した罪悪感もなく取れるところは
さすがはアメリカだなあ、としみじみ思う


この忙しい合間を縫って
ちょっと前、靴を買った

来週、こちらでお知り合いになった方の結婚式がある
嬉しい事にヘアの依頼を頂いた

実はそのお友達も美容師なので、こんな仕事はちょっと気合いが入る


旦那様はローカルの方なので、また面白い風習を色々見れると思ったら
今からちょっとわくわくする

そんな小さい楽しみを胸に秘めつつ明日も頑張ろうっと




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