今日は、娘の保育所に月一回行っている絵本の日でした。
「12月って、どんな季節と思う?」
「クリスマスツリー!」「サンタさんをつくる~」(さっき保育所でサンタクロースを折り紙で折ったらしい)
「私もそう思って、そんな絵本を持ってきたよ」
最初の絵本は
『サンタさんからきたてがみ』
たんの ゆきこ (文) 垂石 真子 (絵)
ちょっと長いお話だけど、
これまで何度も通った保育所だから
最初の本に選んでみました。
途中で、一番年少の男の子(3歳)が絵本の世界に入り込んで
感嘆符を顔につけたような表情をして引き込まれていたのを見て、
私は、その子と目を合わさないように、気付かれないように
サッと目を逸らしました。
聞き手と読み手と絵本の関係の微妙なライブ感。
読み手の出方はなかなか、奥が深くて、何度やっても面白い。
2冊目
『かお かお どんなかお』
柳原良平(作)
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短いセンテンスと単純な絵が子どもたちを想像の世界とつなぐ。
いろんな表情をして遊んでみました。
最後のお話は
『おおさむ こさむ』
こいでやすこ(作)
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♪おおさむ こさむ
山から小僧が やってきた
なんといって やってきた
寒いといって やってきた♪
この歌を知ってる?と聞いたら、みんな知らないというので
はじめにみんなで歌ってみることにしました。
といっても、わらべ歌。
一度私が歌ってみて、教えなくったって続けてみんなで3度でも歌えば
なんとなく歌えるようになる、それでいい。それがいい。
このお話では、「寒い」と言ったら「おおさむ」「こさむ」に凍らされてしまう!という、ドキドキの場面があって、
ドキドキしながらページをめくっていきました。
ところで、全部のお話が終わった後、
すぐに絵本をしまわないで、子ども達がページをめくりに来るのを楽しむのが
最近のパターンになっています。
私も、あいさつが終わってもゆっくりした感じでいると、
数人が、見せて~といって寄ってきます。
そのときの交流が面白い。
今回おもしろかったのは、最後の絵本について、
年中の男の子が、
「おおさむとこさむが同じ大きさなのは変だよ」
と言ってページをめくりに来たことでした。
「おおさむのほうが大きくないとおかしい」
というのです。
「なるほど~」
私がその子に返せる言葉は、これしかないです。
「どっちがおおさむ?」
「こっちだよ」
と言い合っている子ども達もいました。
子ども達が絵から読みたい世界があるんだなあ。
私も、その子のおかげで、いろんな疑問を心の中で
くりひろげることができましたよ。
わらべ歌「おおさむこさむ」に出てくる小僧さんは
ふたりなのかなあ。とか、
「おおさむ、こさむ」の出てくる民話とかがあるのかな?とか。
今回も、楽しい絵本の会を過ごさせてもらいました。
「12月って、どんな季節と思う?」
「クリスマスツリー!」「サンタさんをつくる~」(さっき保育所でサンタクロースを折り紙で折ったらしい)
「私もそう思って、そんな絵本を持ってきたよ」
最初の絵本は
『サンタさんからきたてがみ』
たんの ゆきこ (文) 垂石 真子 (絵)
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ちょっと長いお話だけど、
これまで何度も通った保育所だから
最初の本に選んでみました。
途中で、一番年少の男の子(3歳)が絵本の世界に入り込んで
感嘆符を顔につけたような表情をして引き込まれていたのを見て、
私は、その子と目を合わさないように、気付かれないように
サッと目を逸らしました。
聞き手と読み手と絵本の関係の微妙なライブ感。
読み手の出方はなかなか、奥が深くて、何度やっても面白い。
2冊目
『かお かお どんなかお』
柳原良平(作)

短いセンテンスと単純な絵が子どもたちを想像の世界とつなぐ。
いろんな表情をして遊んでみました。
最後のお話は
『おおさむ こさむ』
こいでやすこ(作)
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♪おおさむ こさむ
山から小僧が やってきた
なんといって やってきた
寒いといって やってきた♪
この歌を知ってる?と聞いたら、みんな知らないというので
はじめにみんなで歌ってみることにしました。
といっても、わらべ歌。
一度私が歌ってみて、教えなくったって続けてみんなで3度でも歌えば
なんとなく歌えるようになる、それでいい。それがいい。
このお話では、「寒い」と言ったら「おおさむ」「こさむ」に凍らされてしまう!という、ドキドキの場面があって、
ドキドキしながらページをめくっていきました。
ところで、全部のお話が終わった後、
すぐに絵本をしまわないで、子ども達がページをめくりに来るのを楽しむのが
最近のパターンになっています。
私も、あいさつが終わってもゆっくりした感じでいると、
数人が、見せて~といって寄ってきます。
そのときの交流が面白い。
今回おもしろかったのは、最後の絵本について、
年中の男の子が、
「おおさむとこさむが同じ大きさなのは変だよ」
と言ってページをめくりに来たことでした。
「おおさむのほうが大きくないとおかしい」
というのです。
「なるほど~」
私がその子に返せる言葉は、これしかないです。
「どっちがおおさむ?」
「こっちだよ」
と言い合っている子ども達もいました。
子ども達が絵から読みたい世界があるんだなあ。
私も、その子のおかげで、いろんな疑問を心の中で
くりひろげることができましたよ。
わらべ歌「おおさむこさむ」に出てくる小僧さんは
ふたりなのかなあ。とか、
「おおさむ、こさむ」の出てくる民話とかがあるのかな?とか。
今回も、楽しい絵本の会を過ごさせてもらいました。
絵本の読み語りのすばらしさを熱く語ってたわ。
絵本の読み語りする人、増えたよね♪
明日はこっちも雪がちらつくかも~。
そっちは「おおさむこさむ」で
「ゆきんこ」が舞い踊るでしょうね。
こちらは雪です。真っ白い世界です。
BSで、柳田邦男さんが語っていたんですね。
聞きたかったなあ!
絵本の読み語りの心地いい時間が
改めて見直される時代なのでしょうか。