藍さん「しょ~こせんせー?」
しょ~こせんせー「うん?」
藍「ふと思ったことなんですけどね。」
しょ~こせんせー「うん。」
藍「枕草子。」
藍「あれって、、、」
藍「いっちばん!よく書けた」
藍「"春はあけぼの"を」
藍「バン!と」
藍「一番最初に!」
藍「持ってきたんじゃないですかね。」
しょ「そぉ?」
しょ「そーかしらね。」
藍「そうですよ。」
藍「それも、あの一章の中で、断然!良いのは」
藍「"冬はつとめて"、だと思うんですよ。」
しょ「んーーー、、、」
しょ「んー、、、」
しょ「いや、わたしは違うと思うな。」
藍「えっ」
しょ「わたしはね。」
しょ「、、、」
しょ「"鶏のひなのピヨピヨ鳴きがよい。"」
しょ「、、、」
しょ「コレが一番だと思うね。」
藍「はぁ、、、」
藍「さいですか。」
しょ「あとはね。」
しょ「なんだっけな。」
しょ「あぁ、そうだ。」
しょ「"似つかわしくないもの。"」
しょ「、、、」
しょ「"いやしい者の家に雪の降っているの。"」
藍「ひどい!」
しょ「しかも続きがあってさ。」
しょ「"また、月がさし込んでいるのも"」
しょ「"たいへん、もったいない感じだ。"」
藍「だはは(笑)」
しょ「これも甲乙付けがたいね。」
藍「ふふふ(笑)」
しょ「、、、」
しょ「いや、もう1個あったわ。」
藍「なんです?なんです?」
しょ「ん?」
しょ「さっきのよりは面白くないよ。」
しょ「、、、」
しょ「"ひたすら過ぎに過ぎて行くもの。"」
しょ「"帆をあげている船。"」
しょ「、、、」
しょ「、、、」
しょ「、、、」
しょ「"人の年齢。"」
藍「ぐはっ、、、!」