企業間競争でライバルのいい商品が知財で守られているなら、こちらはもっといい商品をつくりさらにいい知財で守ればいい。それは繰り返されるスパイラルアップであり、ライバルと勝ったり負けたりして切磋琢磨することによって双方が成長する。その過程で知財の責任者たちは交渉を繰り返し、ライバルの知財の責任者たちと親しくなる。
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言うまでもないことだが、歴史の中に未来はない。もしあれば、将来の得を取ろうとしてみなが歴史学者になってしまう。そんなことにはならないので、「歴史の中に未来はない」のである。
≪歴史の中に未来ありと信じ…≫
そうではなく、「歴史は乗り越えるもの」としてある。歴史を研究するには史料を読む。すると出てくるのは、これまでの経緯説明と、民族の行動パターンだけである。この経緯を知り、パターンがまずければ変更し、別の方向へと超え出ていく。知らなければ未来へと進む方向すら分からないから過去を研究するのである
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