や雑誌の紙面に躍る昨今ですが、 e-迷惑な話です。
「いい迷惑だ」 と断罪してしまっては身も蓋もありません
が、腹が立つやら情けないやらで ストレス は最高潮に
達し、とても平常心ではいられません。
本当に、もう、いい(e)迷惑 なのです。
「e ビジネス」 とは、要約すると、企業間(企業企業)
や企業と消費者間(企業消費者)での電子商取引(EC)
をはじめ、社内でのデータの管理や情報のネットワーク化を
含め、インターネットを利用した各種の事業を包括したもの
を指す言葉です。
知りたい情報や購入したい商品を世界のどこの国とでも、
また、どこの国からもアクセスすることが可能で、調べ事や
商品の選択・売買なども瞬時におこなえるインターネットは
、最早、私たちの生活に欠くことのできない重要なツールと
なっています。
e ビジネスの中でもネットショッピングは、24時間いつでも
商品を購入できるメリットが人気で、調査(「消費者における
電子商取引の利用状況の変化」)によると、半数以上の人が
「普段、店舗で購入していた物品や付帯するサービスなどを
インターネットのショッピングサイトを利用して購入するように
なった」 と答えているそうです。
かく言う私は基本的にデジタル音痴ですので、未だ利用の
経験も今後の予定もありませんが、半数以上の方が利用済
みだとは、俄(にわ)かには信じられない思いです。
アナログ派である私には、当面の間どころか一生を通して
も未経験に終わるような代物なのかもしれません。
ところで、常日頃から否定的な物言いの人間にだけは
なりたくないと思っているのですが …
インターネットを通じて、より多くの情報が得られれば、より
安価な商品に巡りあうことはあるでしょうし、選択肢が広がる
ことも否定しませんが、粗悪品や模造品などの品質について
はどうなのでしょう。
直接、手にとって見比べられるようなものではなく、そこに
どれほどの信用が担保されているというのでしょうか
ネットショッピングにかぎらず、有名人のブログやツイッター
等を介したステルスマーケットやネットオークションは大丈夫
なのでしょうか
これだけ情報が氾濫してくると、それを見極める確かな目
が必要になってきます。
当然のことに購入者自身の自己責任も、より大きく重たい
ものになっていくことでしょう。
たとえば、直接の関連性はありませんが、自己責任という
観点から言えば、詐欺被害などもそうですね。
過剰とも思えるほどの警告と頻繁に行なわれる注意喚起
にもかかわらず 「振り込め詐欺(オレオレ詐欺)」 の被害
は後を絶ちません。
見栄や体裁といった世間に対する負い目と同時に切迫した
窮状から一刻も早く逃れたいとする心理的ストレスから開放
されたいという気持の他にも、「とにかく、何とかしなくちゃ」
「助けなきゃ」 という家族や親族ならではの究極的な心情に
つけ込む卑劣さが何とも許し難いのですが …
もっとも、卑劣だ下劣だと騒いでみても、その根底には
「世間体や体面にこだわり、何でも安直に金で解決を図る」と
いった古典的な心理が作用しているわけで、その点において
「振り込め詐欺」 は、永久 に 不滅 のようです
マスコミが 「振り込め詐欺」 の被害例などを報じるたびに
、現代社会を反映した新たな騙しの文言が飛び出してきて、
「こんな発想や手口があったのか」 と驚かされ、その巧み
さや時勢を先取りする素早さに感心させられるばかりです。
感心するなど不謹慎だと言われそうですが、この発想力を
何か別の社会貢献的なものに転換させることができれば、
世の為、人の為に役立つものを …
… と嘆かずにはいられません。
どうも話が、どんどんと横道の方向に逸れる一方なので
本線に戻すことにしましょう。
「生活を、より便利に、より快適に」 を
スローガン(合言葉)にインターネットの利用環境は、今後も
さらに拡大の一途を続けることは必至です。
それに応じて、私たちの生活や習慣にも大きな変化と影響
があらわれてきています。
冒頭で いい迷惑だと言ったのは e ビジネス に
関する事柄ですが、e 暮らし e 生活 の方にも
疑問符が付くのです。
「e」=電子(electronic)生活 にストレスと
不快感を覚えることもあるからです。
これでもかと送りつけてくる迷惑メールに、毎日届けられる
広告FAXや宣伝メールの山、、 …
もう、いい加減にうんざりです。
メールの削除に費やす時間も紙やトナー代や電気料金も
ただムダに消費させられていることが迷惑千万なのです。
馬鹿げた時代の電子玩具にいいように遊ばれているようで
腹立たしいかぎりです。
それにPC(パソコン)に対しても、怒り心頭に発し、時として
茫然自失となったまま立ち直れないことあるのです。
使い慣れてるデジタル派の皆さんには信じ難いことでしょう
が、アナログ気質の私には、日常的な出来事なのです。
あっ また、やってしまった
これで、もう何回目だよぉ
朝方から、数時間かけて積み上げた文章が、キーをひとつ
押し間違えただけで、一瞬にして消えてしまったのです。
文字の変換で 「半角/全角(漢字)」 キーを押そうとして、
上の 「Esc」 キーに僅かに指先が触れただけなのに …
あるいは 「Back space」 でひとつ戻そうとして、上にある
「Delete」 キーに触ってしまうのです。
( 私のPCの仕様では、そうした配置になっています)
それだけではありません。
文書の作成途中(不思議と完成に近づいてのケース)で、
画面が突然フリーズしてしまい、途方に暮れての再スタート
…、当然、文書は何の痕跡もなく消えているわけです。
こんな時こそ、その状態からエスケープしたいのに、いくら
「Esc」 キーを連打してもウンでもスンでもありません。
PCに手馴れた人なら、「そんな馬鹿な、バックアップモード
があるし、そう簡単には消えないようになっているはずだ」
と言うでしょう。
それに 「下書きモード」 を使って適当に追記をしておくとか
、「SAVE機能」 で時々クリックしておけば、そんなことには
ならないはずだと …
(そうなのです。最近になって漸くそのことを知ったのです)
パソコン との付き合いの長い 5号 たちに言わせると、
こうした悲劇を、かつては 「涙の武勇伝」 と
称したそうなのですが …
それにしても、いじわるな配置ですよね。
キーボードの配列ですが、何故に、よく使う 「半角/全角」
キー の上に 「エスケープ」 や 「Back space」 キー
の真上に、「デリート」 が置かれているのでしょうか
Delete の配置は、 DELL 独自の配列なのか
2箇所に配置されていますが … 意味があるのですか
それに 「Esc」 キーなんて、そうそう使用するわけでも
ないと思うので、当たり障りのない位置に変更して欲しいし、
「Delete」(削除)キーも二度押しで、初めて作動する
とかの改善があってしかるべきなのです。
なんて、
PC の ド素人 が好き勝手なことをほざいていますが、
とにかく コンピュータ ってヤツは 「容赦なし」 です。
こちらが懸命になって徹夜して作ったものだろうが、何日も
かけた労作だろうが、まるでお構いありません。
たったひとつのキーを押し違えただけで、キレイにさっぱり
と情けも容赦も未練のかけらもなく消し去ってしまうのです。
快調に筆が走る、言わば、集中して次から次へとどんどん
と言葉が紡がれていくような時には、いちいちバックアップを
取ったり、SAVE したりはできません。
せっかく紡ぎだした言葉やフレーズの流れが遮断されて
しまうからです。
ですから、誤って見当違いのキーが押された場合などの
救済方法は常に用意されていてしかるべきなのです。
さてと、長々と記(しる)したこの記事にしても、いま突如
として停電が起これば、すべて 「お釈迦」 です。
これまでの労力が、 パー になってしまうのです。
何が起こるかわかりませんので …
一度、この辺で SAVE しておきましょう
今の時代は、コンピュータ なくして夜も日も明けません。
ある意味では、私たちの 生殺与奪 を コンピュータ
が握っていると言っても過言ではないでしょう。
所詮、コンピュータ に人の世の機微が理解できるわけも
なく、融通が利かないばかりか義理や人情のかけらもない、
冷徹で計算に素早く律義でバカ正直なだけの機械です。
だからこそ怖いのです。
そこには人間的な判断の介在する余地はありません。
Yes か、No か、 0 か、1 かの選択しかないのです。
キー ひとつでも、突然の停電でも、こつこつと積み重ねた
アナログ的な努力や実績は雲散霧消の露と消えるのです。
1号 を襲った数々の 「涙の武勇伝」 など
ネット社会から見たら可愛いものかもしれません。
機械に依存することで成り立っているデジタル社会
の本当の怖さは半端なものではないでしょう。
これでは、とても e 生活 だとは思えませんね。
無機質で冷静に何の痕跡も残さずに跡形もないままに
それでも優しく暖かく、時には荒々しくも心地よく …
ああ、スッキリ した。 e 気持 です。
お尻だって洗って欲しい
そっ、そんな ウォシュレット
私たちは、快適さと背中合わせにある
何とも 危うい時代 に生きているんですね
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