玉堂美術館

毎日暑いですね。。。

本日は涼を求め、東京の奥座敷、多摩川の上流、御岳渓谷沿いに有る
「玉堂美術館」へ行って来ました。


日本画壇の巨匠「川合玉堂」が晩年の１０年余りを過ごした場所で
１５歳ごろの写生から８４歳の絶筆までの作品が展示されています。

年代で筆のタッチが異なるんですね。

３０台半ばで画いた滝の絵は筆のタッチも強く、力強さと「気」まで
感じる作品で、滝の水しぶきまで描写され迫力の有る作品でした。

晩年はタッチも柔らかくなり作品にも柔らかさが出ています。

また１５歳の時のスケッチが素晴らしいのですが、木々や鳥が描かれて
いますが描写が細かくて、中学生が書いた作品とは思えません。

努力をして才能を伸ばす人、持って生まれた才能の有る人
川合玉堂は後者で天才だったんですね。

音楽も絵画も類似点は有ります。
自分の生き方や考え方が音や作品に現れます。


　

この玉堂美術館は御岳渓谷の川沿いに有りますので、とても涼しいんですよ。
私の住む八王子とは４℃も温度差が有り、渓谷沿いのベンチに坐り
川からの風を頬に受け、気持ちの良い一時を過ごしました。



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