私は文章を書くのが好きだと以前述べた。そしてそれは、私自身に文章を書くことによって清算することが多いからだと述べた。
その文章をどうやって書いているか。同じく文章好きの母は鉛筆と紙を持って構成してから書くと言う。確かに、司法試験の勉強をしていた時には非常に緻密な論理性が問われたため、私も書く前に構成をしていた。しかし、今は、書きたい時には、頭の中で言葉の断片、次に文章の断片が浮かんでくる。書かなければならないという衝動にかられる。そして書きたくない時には何も浮かんでこない。
そうして、PCを開き、そこに無限の紙があるかのように一気にドバッと書く。溢れる想いで言葉を紡ぐ。この書く時間が非常に短いようだ。周りから言われる。
この言葉紡ぎは、私の清算であり、セラピーであり、足元をを照らす標しであり、生きた証である。