タンニン染め 帆布生地 爺のパッション

タンニン(自然の力)で染める帆布の販売 babasama.jp
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タンニン染めについて 語ろう

2022-08-11 | 織物のタンニン染め
帆布と云う織物素材  縦糸横糸ほとんど均等に織り込まれた織物です
ほぐしてみると、その糸は二本とか三本によったものです
私がこだわる帆布は岡山倉敷児島の古い織り機で作られるものです
 ここの帆布の固い、ごつごつした丈夫な表情の表面から
 タンニンの粉で染め上げ、洗い込みます
 
思わず触れて見たくなるしっとり落着いたコットン素材に変ります。.
ごつごつした表面から,肌がすべるような滑らかさが出来て,
高尚でシッカリ感を残した素材に変りました
これはタンニンパウダーのツルツル感が残っているためです
生地を長時間タンブラーの中で洗い込むので,生地と生地がこすれ合い
少し白茶けた所が全体に出来ました
じっくりと洗い込むために,そこに昔から有るような馴染んだ感じが出ました
不規則な自然の図形、模様ができました。(たとえば海の波や砂浜にできる風紋のような)
色が生きている 色が風化しないで進化します
色に深みがでます
色は見る人の記憶の底に残っています。
数日前の記憶に有る色が,あせないで,生き物のようにわずかに変化すれば
愛犬が日々可愛さを増すように愛着がわきます。
 
☆タンニンで色を表現する作業と
☆出来た素材を長時間洗い込む事
☆旧式の力織機で極限まで織込んだ帆布
という三つの要素の組み合わせが この生地の素晴らしさです。
しばらく使って飽きたら,捨てないでください
ボックスに押し込んで一年程して再登場させてみましょう
新しい色味のタンニン染ワッシャ-帆布の良さを感じてもらえるでしょう。
 
この素材を購入頂いたお客様が 自分のカテゴリーの中で,形,用途,色味,異素材を組み合わせていただければ,きっと素晴らしい結果が生まれると,確信しています。 そして,でき上がった商品を購入されたお客様がいつまでも,御愛用される事を願っています


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