タンニン染め 帆布生地 爺のパッション

タンニン(自然の力)で染める帆布の販売 babasama.jp
島根松江で里山再生

色は

2011-12-18 | 琵琶湖の辺で

染色業界では、染料の高騰のため、 

限られた染料で色を出す時代になりました。

たとえば12色で表現するか、36色か126色で色を表現するか

色の出し方も違ってきます。この赤色を出すには、一缶3万円の染料を

頼めば出来る。職人は考える。先立つ予算がない現実。

微妙な色が出せなくなった。  そのような現実があります。

色は自然のまま! という観点からすると、

タンニンで染めるのは 間違っていないと言う事です。

コストは高いけれども、良さが解っていただけるお客様がいらっしゃいます。

美意識がコスト削減の餌食になってしまいました。

大名が絵師を抱えていた時代。明治時代の公爵男爵の良き時代。

そして高成長の昭和時代からするとい、どこかが間違ってしまった感じがいたします。

 



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