鉄の他に、錫、銅、アルミニューム等で反応させて、色を作るのです。
先日読んだ本によると、赤ワインも鉄の樽では、黒くなってしまう。
木の樽とタンニンが時間と共に反応する訳です。
これまで私の進めたタンニンの黒は、徐々に色を重ねて薄茶から、濃茶、そして黒と
工程を積み重ねれば出来ます。限りなく黒に近い濃茶ですけど。
残念ながら工程が増えれば、加工原価が加算されますので、値段が跳ね上がります
黒のタンニン材にログウッドというものがあります。中南米メキシコから南に住むマヤ族が
染料に使っているものです
これを使うと、黒ができますが、問題が有ります。
原料が高いのです。インクなどの原料になります
一度挑戦した事があります。自然に納得する色でした。
堅牢度(摩擦)はよくないので、少しは色落ちします。
実際に在庫販売するなら3,000円/mはします
ここまで来ると、6号も9号も単価の違いはなくなるかも。
余裕が出来れば、やって見たいです。
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