親戚一同集まるこの時期にいつも感じること。
こんな年になっても悩むことは、あるもんです。
義弟。自営業。
自身の裁量で仕事ができるが、お客さんが来ない時の不安あり、
お客さんが来ていても明日には来なくなるんじゃないかという不安。
常に不安との戦いにあるようです。
それでも自分の店を構えているという、たくましさを感じます。
叔母さん宅も夫婦で自営。薬局。
従兄弟も4人兄弟のうち2人は薬剤師。
1人は薬剤師を目指しての大学生。
もう1人は東大大学院卒。教授について工学系の勉強を継続中。
従兄弟たちも親の背中を見て、自分の進む道を決めている。
自分が親になり、両親の凄さを感じます。
俺自身はどう?
自身の子供たちからすれば、親のようにはなりたくないと
今の親の仕事を嫌っている様子。
子どものやりたいようにさせたいが、
それでも進路に制限が出てしまいそう。
人それぞれ
与えられた環境が違いますんで、進路もいろいろあって当然。
ただ・・・
ただ感じることは、【親父の背中】
親父の背中・・・
センが細い。
「こうなりたい」と思ってみても、
そこに辿り着く手段、方法についつい悩む。
今のままでほんとにいいのか?
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その想い、深く沁みました。
まだ青二才だった頃、僕は親父の生き方を
どこかで否定していたように覚えています。
でも
親父が歩いて来た道は、形は違えども
必ず息子も歩きますよね…。
その時、初めて
「親父は立派だったんだ」って気付きました。
泣きましたね…
それに気付いた時に、自分の未熟さと愚かさと、
そしてそれまで親父の背中から目を逸らしていた、自分の卑怯さが情けなくて。
貧乏人さんは、良い親父さんです。
勿論、僕の親父もです。
線が細いと仰ってますが、
その細い背中で家族を牽引して来てくれたと
息子さんも気付く日が来ますよ。
すいません、勝手な事書いてしまって。
なんか泣けてきて…。
自分自身が同じ立場になったときに、
初めてその存在の有難さ、すごさに気付くもんです。
そういったことからすると、理解されるのは、
まだまだ難しいのではないかと…。
ブレる姿は、与える印象は、
あまりいいもんじゃない様な気もします。