うちの職場でも地元の中学生を今年は受け入れることになりました。
『今年は・・・』ということになってますが、
毎年受け入れの意思表示をしてても、
希望する中学生がいなかった、というのが実情です。
今年は、希望してくれている中学生がおり、
10月の中旬に5日間の【仕事体験】受け入れです。
実は数年前に、一度受け入れしたことがありまして、
そのときの中学生に話を聞いたことがありました。
「うちを希望してくれたのは、将来こんな仕事がしたいん?」
「いや・・・ちょっと・・・」
話をするのが悪いかのように、なかなか言ってくれなかったのですが、
ホントのことがわかりました。
中学生は、体験先を第1希望から第3希望まで記入し、
受け入れ先の人数に制限があるために、事前に調整をするらしい。
そのときに来た中学生は、ホントは別のところを希望したよう。
第1希望から第3希望の受け入れ先の抽選にすべて外れ、
さらに残った受け入れ先を決めるために、ジャンケン。
そこで、さらに負け、行くところがなくなった為に、
仕方なく、うちに来た・・・という訳。
「あそこは楽だった」
「ここは何かをもらえた」
「そこはしんどかった」などなど、
体験した学生が、友達どうしで話したことが情報として蓄積され、
【うちの評価が良くない】ということが代々、後輩に受け継がれているようです。
一般の大人でも、好き好んで勤めにくるような仕事でもないですし。
中学生の気持ちも、わからんでもない。