福島第1作業 死傷・熱中症2倍 2015年4月30日(木) 22時52分掲載
東京電力は30日、2014年度に福島第1原発で作業中に死傷したり、熱中症にかかったりした人が64人に上り、13年度の2倍に達したと発表した。このうち、休業を伴ったケースは13人で、同2.6倍に上った。(時事通信)
この熱中症対策を視野に入れてたのが、現場内の線量値を下げることだったのさ。
過去ブログに書いてある。
それがかなり軽減されることと、線量値の調整が前から書いてた課題。
閉じ込めていけば濃縮されていくのと同時に、原子炉内部から出てる分がさらに濃さを足してしまうので、それを薄めて、外に循環でまわして水の成分分離してまた再利用する。これが当初の見込み。
ほんで、加算されたのが本体エリアではなく、フクイチ敷地内の空きスペースになってた山側の雨水。雨水が加わると保管する水の量が増えるのでタンクの増設しなきゃダメだなと提示したのもあたしで、山側、海側の松林の伐採してそこはたぶん国有林だから、そこをタンクやなんかの仮置き場に使うしかないなと書いたのもあたし。吉田所長が生きてた時に、所長もあたしの記事は読んでいただろう。
じゃあ なんで松林のことを書けたかというと、あたしは数十年前 仕事でフクイチに入ったことがある。その頃の記憶で松林を覚えてたから。
これを書いたのは2011年から2012年だろうな。
あと現場環境の改善は2011年の夏には書いてたし、そのあとも書いてたから。
そして2015年春に、そこに食堂がオープンしたわけです。
2011年の夏頃あたりは東電社員のツイッター炎上なんかもありましたけど、それをいさめたのもあたしです。その騒ぎはそのあと静かに消えました。
2015年春 全面マスク不要↓ ここまで進歩しています。
体力的負担を軽くする策も
全面マスク不要、広範囲に 第一原発、5月から作業員の負担軽減
福島民報(2015年2月17日)
あたしが予想外だったのは、やっぱり浄化装置のテンポですが、東芝も頑張ってると思うので、そこに処理水が過大にならないように雨水の制限をする これ。