このお店も、いつか行きたいと思っていたお店のひとつ、国道45号沿い気仙沼市東八幡前にある「寿し処大政」さんです。
写真の中央部にあるのが、このお店の看板料理のひとつ、「パイスープ」です。なんと、パイの中に、あつあつのふかひれスープが入ってます。
ほかにもふかひれの握りが人気で、県外からのお客さんも多く訪れるそうです。
過去最高記録はふかひれだけ、2人で70貫ほど平らげた方もいらっしゃるとのこと。
震災前、鹿折地区にあったお店は津波で流され、残ったのは写真にある黄色の皿一枚だけだったそうです。
それでも多くの方々の暖かい応援もあり、震災から2年後の平成25年4月、みごとに移転新築されました。
そしてなんと!先ごろ発行されたミシュランガイドの宮城版に、「寿し処大政」さんが掲載されています。
調査員の方はやっぱりお忍びで来店するようですね。
親方にお店の中をいろいろと案内していただきました。
まずはこのお皿、ご友人の手作りの作品は特上のお寿司にしか使わないそうです、
この大きなお皿にのったにぎり寿司、一度食べてみたいですね。
著名な方も大勢応援に来てくれたとのことで、特に榊原郁恵さんご夫妻とは、今でも連絡を取り合っているそうです。
昨年も気仙沼のさんまを送ったんですね。
「元気な気仙沼の味」とありますが、今年も美味しいさんまが沢山水揚げされるといいですね。
わざわざ、離れの座敷席も案内していただきました。
窓から見える庭の景色を見ながら一杯いただくのが親方のお勧めです。
最後に見せていただいたのが、紙を材料に手作りで製作されたマグロ船「大政丸」。
平成25年4月の新装開店祝いに送られた作品だそうです。
美味しいお料理ももちろんですが、寿司組合の会長も務める気さくな親方との会話も魅力の一つでしょう。皆さんも、是非一度寄ってみてください。
(S・S)
住所: 宮城県気仙沼市東八幡前142-3