おはようございます。
今日は,震災にも負けず,頑張られている地元企業を紹介したいと思います。
気仙沼市本吉町にある「オイカワデニム」という,知る人ぞ知る企業です。
オイカワデニムは,有名デニムメーカーのビンテージなど超一流デニムの縫製を扱っており,SMAPの木村拓哉さんなどの有名人も愛用しています。
オイカワデニムのデニム工場のある蔵内地域も,東日本大震災による津波で大きな被害に見舞われました。
この地域に電気が供給されたのは先週とのことです。
震災からひと月も経たない4月のはじめに,地元の方々と協力して発電機をレンタルし工場再開にこぎつけ,電気が供給されるまでは,自家発電で操業したとのことでした。
また,デニム工場は高台にあるため,自主避難所となっています。
行政やNGOから届いた支援物資の仕分けが行われており,一日2回,今は避難所を出て自宅に帰った在宅避難者のため,支援物資の仕分などをおこなっています。
オイカワデニム自主避難所の支援を受けている方々は約150人。
支援物資の仕分けが終わったことを,旗をあげて周辺の方々に知らせます。工場は高台にあるので,この旗を揚げれば周辺のどこからでも見えます。
及川社長は,「地域が元気になることが大事。頑張ります!」と。
ただ,避難所の地元の方曰わく。
支援物資は大変ありがたいが,いまだに支援食料がおにぎりや菓子パン・・・
一日一人あたり7個のおにぎりが配給されるが,賞味期限がほとんどなく,せっかくいただいた食料を残すともったいので,頑張って食べています。
温かいものが食べたいけど,おにぎりでお腹がいっぱいだけど・・・とのことでした。
(現在は改善されているかもしれませんが・・・)
被災ジーンズ・・・
津波で海岸付近の倉庫が流されてジーンズも流失したものと思われていましたが,震災からひと月後,山林の木に引っ掛かっているのを町の人が見つけて届けてくれたようです。
現在,「被災に負けなかったジーンズ」「復興のデニム」として,地元の方々を勇気づけています。
マイバック・・・
再開した工場で最初に作られたバッグです。
支援物資や洗濯物を入れるのに使ってほしいと,及川社長から地元の方々に贈られました。
工場が再開すると自主避難所にくる方々を励ますために作ったと話していました。
裏地もポケットもない簡単な作りですが,いろいろなものを失った被災した方々にとって,宝物になっているようです。
このように地元企業が頑張っている姿を見ると,私たちももっと頑張らないと強く感じる今日この頃です。(Y.N)
(デニム工場から海を見渡す眺め)
今日は,震災にも負けず,頑張られている地元企業を紹介したいと思います。
気仙沼市本吉町にある「オイカワデニム」という,知る人ぞ知る企業です。
オイカワデニムは,有名デニムメーカーのビンテージなど超一流デニムの縫製を扱っており,SMAPの木村拓哉さんなどの有名人も愛用しています。
オイカワデニムのデニム工場のある蔵内地域も,東日本大震災による津波で大きな被害に見舞われました。
この地域に電気が供給されたのは先週とのことです。
震災からひと月も経たない4月のはじめに,地元の方々と協力して発電機をレンタルし工場再開にこぎつけ,電気が供給されるまでは,自家発電で操業したとのことでした。
また,デニム工場は高台にあるため,自主避難所となっています。
行政やNGOから届いた支援物資の仕分けが行われており,一日2回,今は避難所を出て自宅に帰った在宅避難者のため,支援物資の仕分などをおこなっています。
オイカワデニム自主避難所の支援を受けている方々は約150人。
支援物資の仕分けが終わったことを,旗をあげて周辺の方々に知らせます。工場は高台にあるので,この旗を揚げれば周辺のどこからでも見えます。
及川社長は,「地域が元気になることが大事。頑張ります!」と。
ただ,避難所の地元の方曰わく。
支援物資は大変ありがたいが,いまだに支援食料がおにぎりや菓子パン・・・
一日一人あたり7個のおにぎりが配給されるが,賞味期限がほとんどなく,せっかくいただいた食料を残すともったいので,頑張って食べています。
温かいものが食べたいけど,おにぎりでお腹がいっぱいだけど・・・とのことでした。
(現在は改善されているかもしれませんが・・・)
被災ジーンズ・・・
津波で海岸付近の倉庫が流されてジーンズも流失したものと思われていましたが,震災からひと月後,山林の木に引っ掛かっているのを町の人が見つけて届けてくれたようです。
現在,「被災に負けなかったジーンズ」「復興のデニム」として,地元の方々を勇気づけています。
マイバック・・・
再開した工場で最初に作られたバッグです。
支援物資や洗濯物を入れるのに使ってほしいと,及川社長から地元の方々に贈られました。
工場が再開すると自主避難所にくる方々を励ますために作ったと話していました。
裏地もポケットもない簡単な作りですが,いろいろなものを失った被災した方々にとって,宝物になっているようです。
このように地元企業が頑張っている姿を見ると,私たちももっと頑張らないと強く感じる今日この頃です。(Y.N)
(デニム工場から海を見渡す眺め)
記事を読み少し安心しました・・・
ちょうど今、インターネットで
NHK WORLDの番組を見ていたら御社のことが
紹介されていました!
東北、そして日本製の誇りを感じます!
頑張りましょう^^
コメントありがとうございます。
オイカワデニムの技術は本当に日本の誇れるものですよね。
これからも応援よろしくお願いします。
大漁旗を縫い込んだジーンズをテレビで紹介していましたが、どこで買えるのでしょうか?
でも何れは、御社のお店に拝見しにいきたいと存じます。よろしくお願いします。