6月8日,宮城県漁協志津川支所さんのご案内のもと,南三陸町地方卸売市場を見学してきました!
早朝の市場は多くの関係者で賑わっており,活気に溢れていました。
はじめに,ギンザケの陸揚げの様子を見学しました。
市場の岸壁近くに設置されているギンザケの生け簀(いけす)は,昨日,女川から活魚船で運ばれてきたものとのことです。
生け簀の中に専用のホースを入れて,生きているギンザケを吸い上げていきます。
その後,ギンザケの鮮度保持のため「活〆」を行います。
ホースで吸い上げたギンザケに,1尾ずつ切り込みを入れて血抜きをしていきます。
この作業によって,ギンザケを美味しさをより長く保てるようになります。
この活〆処理が施されたギンザケは「みやぎサーモン」と呼ばれ,ギンザケの中でも最高級ブランドとして飲食店やスーパー等で販売されています!
漁協志津川支所では,みやぎサーモンのドライブスルー販売会を定期的に実施していますので,気になる方はぜひお問い合わせくださいね!
<問い合わせ先>
宮城県漁協 志津川支所
電話番号:0226-46-2800
活〆のあと,ギンザケは自動選別機に投入され,重さごとに選別されていきます。
岸壁に沿って進むと,何隻か船が集まっていました。
近づいてみてみると,イワシの水揚げの真っ最中でした!
最近はイワシが豊漁ということで,今日は100トンの水揚げだったそうです!
水揚げされたばかりのイワシはキラキラしていて,鮮度の良さが伝わってきますね♪
これらのイワシは加工食品や,漁のエサなどになるそうです。
水揚げ作業中の船をよく見てみると・・・・・・・・・
なんとサメが!!!
大きさは2メートル前後でしょうか・・・。
そしてなんと・・・・・・
そのサメの子供と思われるサメまで発見しました!
私自身,サメの子供を生で見るのが初めてだったもので,バケツの中で動き回るサメをしばらく観察していました。
体長は30cm前後と思われ,長靴と比べるとこんな感じです。
続いて,市場内の様子を見学させていただきました。
こちらは活魚売場です。
活魚売場では,水揚げされた魚などを生きたまま競りにかけられます。
水槽の中には様々な魚が入っています。
ホウボウ
ヒラメ
アイナメ
ミズダコ
午前7時,活魚売場で競りが始まりました。
プロの目利きによって吟味された魚が次々と競り落とされていきます。
活魚の競りが終わると,続いて鮮魚売場の競りが始まります。
鮮魚売場にもいろいろな魚が並んでいました。
(↑こちらはマンボウです)
競り落とされた魚は次々に運び出されていきました。
今回は,南三陸町地方卸売市場の様子をお届けしました!
次回は,気仙沼市魚市場の様子をお伝えできればと思います。
お楽しみに!!
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