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「朝8時15分の校門開放に合わせて登校してください」

2024-04-13 18:37:29 | ニュース
「朝8時15分の校門開放に合わせて登校してください」

私がそう告げられたのは、2月の小学校入学説明会。

えっ?もしや出勤時刻に間に合わない?
保育園では7時半から預けられたのに…。

ランドセルの準備も、放課後の学童保育の利用も申請していた。

だけど、朝の保育園の預かり時間と小学校の登校時間との間に生じる数十分のギャップが、これほど悩みの種になることに当事者になって初めて気付かされました。

どうしたら「朝の“小1の壁”」を乗り越えられるのか?
同じ悩みをもつ共働き世帯を取材しました。
(おはよう日本ディレクター 山内沙紀・谷圭菜)
子どもを送り出すのは“スピーカーの音声”
「1人残して戸締りさせているのは、親としては心苦しいです」そう話すのは、小学2年生の娘がいる小野澤万紀子さん。

去年の春から、入学したばかりの娘を置いて、先に出勤する日々が続いています。3歳の息子を連れて先に家を出る小野澤さん愛知県で暮らす小野澤さん夫婦は共働き。万紀子さんは、小学2年生になった娘と3歳の息子を育てながら、大手メーカーで正社員として働いています。

所定勤務は午前8時から午後5時。自宅から勤務先までは車で小一時間かかるため、7時前には家を出る必要があります。

去年5月に新型コロナが5類に移行してからは原則出社となりました。夫は6時半には家を出なければならないため、朝の家事や子どもたちの送迎などは万紀子さんが担ってきました。娘が小学校に入学してから、最も悩んできたのが「朝のスケジュール」のことです。

保育園は朝7時から預けることができましたが、小学校の集団登校の時間は7時45分。それを待ってから家を出ると、勤務時間に間に合わなくなったのです。

悩んだ末、小野澤さんは、これまで通りの時刻に3歳の息子を連れて保育園へ向かい、そのまま出勤。小学1年生になったばかりの娘には、1人で戸締まりをして登校してもらうことにしました。毎朝7時30分。娘が1人残る自宅リビングのスピーカーから、音声が鳴り響きます。

「小学校に出発する時間です。みんなの部屋の電気を消しましょう。鍵もかけましょう。いってらっしゃい」

本当は玄関で直接かけてあげたい「いってらっしゃい」の一言。

それをスピーカーに任せて出勤せざるをえないことに、小野澤さんは葛藤を抱えています。小野澤万紀子さん
「やっぱり親として、“いってらっしゃい”と声をかけてあげたいというのはあります。私が仕事休みの日で娘を見送ると“いてくれてよかった”と言っていて、本当は私に“いってきます”って言いたいんだろうなって…。私も新しい部署に移って役職がついていて、育児と仕事をなんとか両立したい気持ちがあります。ただ定時の勤務を確保するために、結構“綱渡り”に近い状態で、しわ寄せが子どもにいってしまっているのが申し訳ない気持ちです」

以下略ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



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