高校生の頃を。

明日で自分も誕生日を迎える。
自分が今まで歩んできた人生を振り返っても仕方ないけれど・・・。
今は仕事先で女子高生と一緒になる事が多々ある。
自分が受けて落ちた学校へ通っているのもあって、親近感が沸くのかもしれない。

17歳と言ったら、私は一番色々とあれこれと悩んだ時期だったと思う。
それは進路だったり、恋愛だったり、部活だったり、バイトだったり、周囲の目だったり。。。、
スカート丈を短くしていたあの頃。
今日も更衣室で女子高生の子に「そのスカートいくつ折ってるの？」って聞いてみた。
「３つ折りです」
そっかー・・・と思った。
自分は結構斜めから世の中を見ていたそんな女子高生だったと思う。
好きな先輩も居たけれど、何回かデートしただけだった。というか田舎の私立高校だったが故に池袋へデートしに行くことがすごく新鮮だったのを覚えている。
しかも超プラトニックな恋愛だったけれど。(笑)。。。
しかも、、、間違えてスポーツの強い学校へ入ったが故に体育教師に目を付けられ、髪の毛が茶色だの、ゴムの色は黒紺・茶以外はいけないのをピンクを付けていて怒鳴られたのをいまだに覚えている。。。
部活でいつも自分だけ怒鳴られ、泣くまでガンガン言われたのを実は未だに夢にその光景が出てくるからきっとよほどのトラウマだったりするのかもしれない。。。
人に言いたくない過去だけれど。今はやっと解禁出来るかもしれない。。。

元スケバンだった当時29歳の女性体育教師に「日本語分かんないの？あなた！！！努力してるの？」って確かそんなセリフで怒鳴られていたのを覚えている。
体育館とかグラウンドとかいろんな場所でいつも怒られてたなーとかなぜかこの年で懐かしむ自分が居る。
寒い中、マフラー貸してくれた男の子が居たり、ノートの貸し借りでドキドキしたり、、、。なんだかすごく純粋な頃だったなーと思った。
自分の周りじゃ結構「今どきの女子高生」って当時ニュースで話題となったブルセラショップへ出入りしている子も居たけれど・・・。
私は結構子供だったなと思う。
バイトも確かピザ屋で時給750円のところで働いてた。。。
ここでもいつも怒鳴られながらもホールとキッチンを両方こなしていたなと。。。

思い出はいくつも美化されたりあるいは、悪くとらえられたりする。。。
でも、今はもう新たな道へ進んでいると思う。
あのころには戻りたいとは思わないけれど。
ふと女子高生と会話してると時代の流れを感じる。
阪神淡路の大震災とか高校2年生だったなーとか。
そして、別々の学校に通った彼の事をふと忘れていなかったりとか・・・。
地元で何度か会ったりしたけれど、中学のままじゃないなとか思ったり・・・。
多感な時期だったからいろいろ悩んだりしたけれど、いまではそれも思い出と化している。

明日で自分も36歳となる。
あのころの倍を生きたことになる。
あの時進路は間違えてなかったのかなとふと今思う。
結局、なんだかんだで資格とかそういうものに救われて生きてきたのは事実だから。。。
女子高生・・・の悩みとかそういうものを相談される年になったんだなと今改めて実感する。。。