乱反射 ~もう忘れて下さいませ。~

と言えるほど、世の中と人生は甘くもウマくもないことは知っている
錯綜する日々の戯言、読書や各外国語の学習の備忘録を

ビートルズ de 英文法 第9回 I'll Follow the Sun と 第10回 No Reply を聴いた。

2021-06-12 22:35:15 | 戯言&読書ノート
この2つは、まとめて記事にしたかったんだよね。
その理由と、思い出話を今から述べる。

但し、根っからビートルズに心酔している人たちは最後のほうでひっくり返ると思うので要注意。

私の母方の叔父は、三十代前半の若さで病気で亡くなった。
私が中学1年生の3月だった。
ジャズなどが好きで、たくさんのレコードを所有していた。
大半のレコードは叔父の親友たちが形見分けで持っていったのだが、残ったものを母が貰った。

その中の1枚に「Beatles for Sale」があったのですよ。
「ビートルズde英文法」のこの2回の講義で取り上げられた、「I'll Follow The Sun」と「No Reply」が収められているアルバム。

実は「ビートルズde英文法」の印刷教材を見て、この2曲が入っていたから、購入を決めたようなもんだ。

この数年前にジョン・レノンが殺され、ビートルズという存在、彼らの曲が再び注目された頃で、期せずしてビートルズのアルバムが手元にきたということで、好きな曲はカセットテープに録音して、何度も聴いたものだった。

中学生だったし、英語の勉強も兼ねて、ライナーノートに載ってる歌詞の知らない単語を、辞書でひいたりもした。
そういやこの当時のライナーノートの内容というより、書き手はえらくハイテンションだったよな。

この記事を入力しながら、iTuneで「Beatles for Sale」を全部聴いたが、好きな曲、つまりカセットテープに録音した曲は変わってないね。

収録順に、「No Reply」 「Rock And Roll Music」 「I'll Follow The Sun」 「Mr. Moonlight」 「Eight Days a Week」 「Words of Love」 「Every Little Thing」 「What You're Doing」
聴いていても、それなりに口ずさめる。

そして勘違いしてたのだが、アルバムの最後の曲が「What You're Doing」だと信じ込んでいたこと。
もう1曲、あったんだ!

このアルバムで最も有名な曲って、「Mr. Moonlight」かなあ。
なんかの番組のオープニングで使用されてたよね。

私が1曲選ぶなら、「No Reply」だな。
初っ端のパンチのある勢いに、やはり衝撃受けたもん。

そういや「ビートルズ de 英文法 第9回 I'll Follow the Sun」の講義のラストで、「第10回 No Reply」につながるようなちょっとしたコントを、3人の講師の先生がやられてたな。

月日は流れ、現在の住まいに越して、今から数年前。
久々に荷物の片づけをすることになり、とうとうレコードも処分することになった。
抵抗したんだけど、レコード聴ける機械もないし、聴く機会もないし、捨てました。
レコードの状態も悪いし、ライナーノートに単語の意味を書き込んでいたし、売り物にならないし。

全世界のビートルズ好きな皆さん、ごめんなさいよ。


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