**読書記録**
久生十蘭 『黒い手帳』 (光文社文庫) 本日読了。
今日は「虹の橋」「ハムレット」「湖畔(「文藝」版)」「刺客」を読了。
十蘭のものはここまで。
おまけとして入ってる、都筑道夫の「久生十蘭──『刺客』を通じての試論」も読了。
「ハムレット」は、これで読むのは3度目かねえ。
「湖畔(「文藝」版)」は戦前に発表され、それを「湖畔」として戦後に書き直されたもの。
「刺客」は戦前に発表され、それを戦後に書き直したのが「ハムレット」。
「湖畔」は、まあ、そんなに変わりがないような気がする。
ただ珍しいと思ったのが、「~~のようなことを~~」の「こ」「と」が、一文字表記されていたこと。
続けて書かれていて、「を」の文字に良く似ていた。
さすがに読めないだろうから、その文字の横に「こと」と、ふりがな付けられてた。
それも、2ページに1回、最初に出て来たところに。
これはネットの文字では変換できないな。
後日、写真をアップするかも。
「刺客」から「ハムレット」は、とんでもねえ変わり方だった。
解説を読んだら、いつなのかは未定みたいだが、もう1冊同様の趣向で文庫が出るみたい。
楽しみ。
さて、明日から何を読みましょうか。