いろいろとひどいよねえ。
何でこんな間違いするんだろう、というのが、どの本にも必ずある。
今年3月に読んだ、平凡社ライブラリーの『速水御舟随筆集 梯子を登り返す勇気』なんざ、初出一覧にある「亡き小茂田君の事」が、載ってないんだよな。
載せるつもりで準備してたのか、土壇場で載せるのをやめたのか、それを削除するのを忘れたのか、私は知らん。
だがな。
私が指摘しなかったら、
初出一覧にある「亡き小茂田君の事」は本書には収録しておりません。
落丁ではなく、編集上の誤りでございます。
ご指摘いただいた箇所につきましては、重版分より「初出一覧」より削除するように修正いたします。
という平凡社から直々のメールは来ないぞ。
返信があるだけマシ。
無視を決め込む出版社やレーベルもあるのにな。
『食卓の世界史』のちくまプリマー新書
なんて、参考文献の掲載の不備を指摘しても、無視を決め込んでやがる。
とにかく、『速水御舟随筆集 梯子を登り返す勇気』を読まれた皆さん、私に感謝しなさいよ。
**読書記録**
ヨコタ村上孝之 『道ならぬ恋の系譜学』 (平凡社新書) 本日より読み始め。
この本もいろいろとひどい。
だから読了後にまとめて指摘しようかと思う。
今日は「第一章 姪との仲──島崎藤村の場合」を読了、「第二章 妻の譲渡──谷崎潤一郎の場合」の途中まで。
第一章の内容、2割ぐらいしか島崎藤村と姪の関係に触れてない気がする。
残り8割は、近親間の婚姻と近親間の性交について、日本や海外の例をしつこいくらい載せてて、ちょっと疲れた。
アメリカでは州ごとの法律で、「いとこ婚」が出来る・出来ないがあるってのは、混乱の元ではないのか。
まあ、死刑も、出来る州・出来ない州があるからなあ。
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