人の世に熱あれ、人間に光あれ。
この感動的な言葉は、解放運動の魁となった、
京都・全国創立大会の人権宣言の最後の言葉です。
日本の近代史における最も厳しく、格調高い人権宣言と言われています。
大正11(1922)年3月のことでした。
それから83年を経て、日本には社会差別問題が未だに残っています。
悲しい事実だといわざるを得ません。
同じ日本人でありながらどこが違うというのでしょうか。
人間の住む世界です。
差別でない区別はあって当然と思います。
男と女・力の強弱・足の速遅・頭の良悪・体の大小・・。
これらは区別です。
日本国憲法に明記されているように、人は法の下に平等です。
人間が人間を差別することは、神も許していません。