見出し画像

札幌・円山生活日記

氷瀑のアシリベツの滝~「国営滝野すずらん丘陵公園」~

「国営滝野すずらん丘陵公園」は北海道で唯一の国営公園。400ヘクタールの敷地内には、色とりどりの花畑、大型遊具、3つの滝、散策にもってこいの森があり多くの札幌市民などで賑わいます。冬季には「渓流ゾーン」の「アシリベツの滝」が氷結する見事な《氷瀑》をみることが出来ます。

今日は「国営滝野すずらん丘陵公園」で「アシリベツの滝」の《氷瀑》見物です。「アシリベツの滝」は、「北海道神宮」「西野神社」「さっぽろテレビ塔のテレビ父さん神社」などとともに2014年に札幌観光協会から認定された5大パワースポットの一つですが冬季の⦅氷瀑》は氷の宮殿のような見事な景観で人気です。当初はスノーシュー等の準備が必要なのかとも思っていたのですが公園のウェブサイトを見ていると“圧雪された道を進んで手軽に歩いて見にいくことが可能(特別な装備は必要ありません)”とのこと。それならば!と勇んで出かけてきました。アクセスは本日も地下鉄南北線「真駒内駅」から1時間に1本の中央バス滝野線で「すずらん公園渓流口」下車です。


 バス停「すずらん公園渓流口」。奥の「厚別川」を横断する「滝野パークブリッジ」を超えていくと「すずらん公園中央口/東口」です。公園は「滝野スノーワールド」として様々な雪遊びが楽しめるようです。

「渓流口駐車場」入口。「アシリベツの滝」の標記があります。
「渓流口駐車場」奥から「アシリベツの滝」へ向かいます。

「アシリベツの滝」まで約5㎞。
「アシリベツの滝」までの道は普通の冬靴でも楽に歩けるように圧雪・整備されています。
左の2本の溝は歩くスキー専用の「カッター」だそうです。

「カッター」を利用せずにクロスカントリースキーのように颯爽と園道を滑っていく人がいました。

途中の案内所。
案内所ではスノーシューを無料貸出していました。係の人に聞くと「アシリベツの滝」へ行くなら不要とのことでした。

ということで更に奥に進みます。途中の気温表示は-2.6℃。
「厚別川」沿いの焼き肉ガーデン『あしりべつ』は完全に冬季閉鎖されていました。
この「厚別川」にかかる橋を超えるとあと少しです。
「アシリベツの滝」が見えてきました。
「アシリベツの滝」に到着。落差26mの滝で札幌市内の滝としては最大級だとか。名称はアイヌ語のアシリベツ(新しい川)に由来するそうです。

その落差26mの滝が見事に《氷瀑》しています。8割程度の《氷瀑》だそうです。 

滝は2本の「夫婦滝」で向かって右側が雄滝。
《氷瀑》8割ということで全部が凍っているのではなく一部流れているところもあります。このコントラストも綺麗に見えます。
向かって左側の雌滝。
雌滝の流れの方が流々としていました。
木々への着雪も美しい景観です。

滝の下流方向。
暫くすると先ほどの方が滑ってきました。滝前で小休止してすぐに折り返し滑って行かれました。何本か折り返しで滑っておられるのでしょうか。

バス便の時刻もあるので後ろ髪を引かれる思いで「アシリベツの滝」を後にします。

「厚別川」沿いを「渓流口」へ戻ります。
丸く球のような「ヤドリギ(宿木)」がたくさん付着していました。

「滝野パークブリッジ」付近まで戻ってきました。

バス便まで少し時間の余裕があったので「滝野パークブリッジ」を超えて「ロッジゆきざさ」を見学。案内所の方から休憩所にもなっているのでとのことでした。
北欧ムードいっぱいのログハウス仕様だそうです。休憩所・軽食コーナーがあり歩くスキーのレンタルも行っています。
軽食のメニュー。バス便は1時間に1本なので逃した際には時間調整にも利用できそうです。
何よりも薪ストーブで冬は暖かいのがありがたいです。
仲々居心地の良さそうな「ロッジゆきざさ」でした。

「滝野パークブリッジ」の下を戻りバス停へ向かいます。
ほぼ時刻通りにバス便が到着。「真駒内駅」への帰路に着きました。念願の氷瀑》も見ることが出来て充実の散策でした。ありがとうございます。

「国営滝野すずらん丘陵公園 / 滝野スノーワールド」
札幌市南区滝野247 011-592-3333
営業時間
(国営滝野すずらん丘陵公園)
 4月20日~5月31日、9月1日~11月10日 9時~17時
 6月1日~8月31日  9時~18時
(滝野スノーワールド)
 12月23日~3月31日 9時~16時
定休日 4月1日〜4月19日、11月11日〜12月22日
 ※4月19日、12月22日が日曜日の場合は開園
料金
(国営滝野すずらん丘陵公園)
 15歳以上15歳以上450円 15歳未満無料、65歳以上210円
(滝野スノーワールド) 無料
http://www.takinopark.com/
(2023.1.20)

最新の画像もっと見る

最近の「散策」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事