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札幌・円山生活日記

「日本料理 まるやま かわなか」(その2)

「地元の旬の素材に拘り、味わい深く、趣き豊かな日本料理を気取らずリーズナブルに」を売り物にする「日本料理 まるやま かわなか」
。2011年7月開店の円山の人気店です。ランチのお弁当では素材の持ち味をいかした“炊き合わせ”や手の込んだ“お惣菜”の数々に“野菜寿し”が楽しめます。

本日は「日本料理 まるやま かわなか」でランチです。この店は札幌転居前に家探しに円山に来た際に夕食を食べたのが最初で、転居直後のランチ以来の3回目です。最近の和食系の外食店は麺類の店が多く久々に日本料理が食べたくなりネット予約して参りました。店は大変便利な場所にあり地下鉄東西線「円山公園駅」 4番出口を出て裏参道に向かう道の左側、徒歩1分です(地図)。

「日本料理 まるやま かわなか」の入る「PACKET」ビル1階部分の外観。右側へ行くと「裏参道」です。


この暖簾をくぐって地下へ降りていくと店舗入口があります。

店に入ると先ずカウンター席(6席)があります。予約名を告げると「左奥のテーブル席へどうぞ」と案内されます。
 
こちらに4人掛けテーブル席が5卓あります。それぞれスクリーンで仕切られています。先客は円山マダムっぽい女性4人組、後客は男女2人連れが2組でした。


改めてランチメニューを拝見。「弁当」ものが5種類に「お昼のコース」が1種類で合計6種類から選択です。前回の教訓もあり「八彩弁当」と「旬彩弁当」を各1注文しました。
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【八彩(やさい)弁当】 税込1,900円
(炊き合わせ・お惣菜8品・お椀・野菜寿し・甘味・コーヒー)
【旬菜(しゅんさい)弁当】 同2,300円
(炊き合わせ・お惣菜8品・お造り・お椀・野菜寿し・甘味・コーヒー)
【色彩(しきさい)弁当】 同2,620円
(炊き合わせ・お惣菜8品・お造り・お椀・生寿しと野菜寿し6貫・甘味・コーヒー)
【鮮彩(せんさい)弁当】 同2,940円
(炊き合わせ・お惣菜8品・お造り・お椀・生寿し・甘味・コーヒー)
【萬彩(まんさい)弁当】 同3,600円
(炊き合わせ・お惣菜8品・お椀・生寿しと野菜寿し12貫・甘味・コーヒー)
【お昼のコース】 同3,550円
 (八寸・お椀・旬の刺身・焼肴・温物・握り・甘味・コーヒー)
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まず登場したのが「炊き合わせ」。「きたあかり饅頭と野菜の炊き合わせ」です。

「きたあかり饅頭」はじゃがいも(きたあかり)をマッシュして中に鶏挽肉を詰め揚げたもの。野菜はえんどう豆、パプリカ(オレンジ、黄色)、ごぼう、芽きゃべつに舞茸と生紅葉麩。それに温かい餡がかかっています。
後ろ側から見ても綺麗に盛り付けられています。ブロッコリー、里芋、筍等です。それぞれの素材の持ち味を活かした良い味わいです。


続いて出てきたのが「旬彩弁当」の「お椀」、「お惣菜8品」と「お造り」に「野菜寿し」6貫。


こちらは「八彩弁当」の「お惣菜8品」と「野菜寿し」。上掲の「旬菜弁当」と「お造り」以外は変わりません。

「お椀」は生海苔とえのき茸に三つ葉とあられを散らした清汁。

「お惣菜8品」の魚すり身入りのかすてら玉子(左)と鰆西京焼きに松風焼き(右)。店の人が忙しそうなので下の「豆乳くず饅頭」以外聞けなかったので料理名は推測です。
同じく海老真薯の三角包み揚げに生麩揚げ(左)と鴨ロース燻製にカボチャ寒天(右)。
枝豆の入った飛竜頭(左)と水菜と食用菊のお浸しにポン酢ジュレ(右)。
鱧の落とし梅肉だれ(左)と豆乳を葛で固めて揚げた豆乳くず饅頭(右)。

「お造り」は平目に帆立貝。

そして「野菜寿し」です。左上より時計回りに、なす、しいたけ、ピーマン、トマト、蓮根、人参とそれぞれ味を含ませた握り寿しです。皆一つ一つ丁寧に作られており美味しくいただきました。
シャリは赤酢使用です。6貫の中で個人的にはこの茄子が具材とシャリの一体感で寿司的に最も良い感じでした。


「甘味」の「甘酒しるこ」とコーヒー。最後までしっかりした料理でした。

久々に来て改めて感心したのは“炊き合わせ”や“お惣菜”の見事さ。一品一品仕込む大変な手間と技に感服です。併せて“野菜寿し”は単にヘルシーさ狙いだけでなく丁寧に考えられた良い味わいの料理でした。しっかりした“日本料理”に満足しました。ご馳走様でした。

「日本料理 まるやま かわなか」
札幌市中央区南一条西25丁目2-22 PACKET B1F   011-643-7727
営業時間 【昼】11:30~15:00(L.O.14:00)
     【夜】18:00~22 :00(L.O.21:30)
定休日 火曜日(12/27~1/5までお休み)
(2021.9.29訪問)

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