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札幌・円山生活日記

まだまだ楽しめました!川下公園のライラック。~第64回さっぽろライラックまつり(川下会場)〜

川下公園は札幌市白石区にある1999年(平成11年)オープンの総合公園。世界のライラックを植栽した「ライラックの森」、水遊びのできる「カナール」、バーベキューが楽しめる「ピクニック広場」や屋外スポーツ施設、さらには温水プール等屋内施設のある「リラックスプラザ」などを備えた全天候型施設です。昨年は中止となった「さっぽろライラックまつり(川下会場)」も5月28日(土)と29日(日)の両日に開催され訪れた多くの人たちがライラックを楽しんでいました。

「第64回さっぽろライラックまつり(川下会場)」が開催されている「川下公園」でライラックめぐりです。「大通公園」での「さっぱろライッラックまつり」が5月18日(水)〜29日(日) で25日に行った時には見頃過ぎのライラックも多く28日・29日開催の川下公園の状況が心配でした。でも「川下公園」のウェブサイトを見ていると“川下公園は大通公園の見ごろ時期と比べると一週間程度遅くずれ込む傾向があるので、大通公園の見ごろ時期から一週間後に来ると綺麗に開花しています”とのこと。それでこの時期に開催時期を設定したのだろうと考え、今シーズン最後になりそうなライラックめぐりを楽しみにやってきました。コーヒーカンパニー「森彦(MORIHICO.)」の三号店「Plantation(プランテーション)」でのカフェタイムの後で心身ともに満足しての訪問です。アクセスは地下鉄東西線「白石駅」から中央バスで「白石高校前」で下車し歩いて5分程でした。

「北白石川(旧豊平川)」に面した公園の入口。橋の欄干がライラックです。
公園に入口近くの「噴水」と「壁泉」に伸びる「カナール」。
「カナール」右手に広がるプレイグランド。ヘリコプターの緊急着陸場にもなっているようです。
「噴水」と「壁泉」は利用中止ですが「カナール」は7月12日~8月31日で運用予定のようです。子供の水遊びに楽しそうです。

「壁泉」。稼働時には上部から水が流れ落ちるそうです。来年には見られるでしょうか。
「壁泉」上部の「展望台」から見た「ライラックの森」。広い敷地に多くのライラックが植えられ十分見頃のようです。

「第64回さっぽろライラックまつりin川下公園」のポスター。幾つかのイベントが開催されているようです。

【ライラックの森】
まずは「ライラックの森」へ。
「ライラックの森」は札幌市の市木であるライラックを多くの市民に楽しんでもらえるように造成され、世界各国から収集した約200種1700本のライラックが植栽、早咲きは5月中旬から咲き始め、遅咲きが終花する7月上旬までの約1ヶ月半ライラックが楽しめるようです。
「第64回さっぽろライラックまつりin川下公園」。

「ライラックの森」内の自転車とライラック。フォトスポットです。

冒頭に書いたように見頃のライラックが多く見られます。《ヒアシンシフローラ‘スプリング パレード’》。


《フレンチライラック‘エトナ’》。


《フレンチライラック‘エクセレント’》。
純白の見事な花が目を惹きます。

《フレンチライラック‘エチオピア’》。
こちらの花の色合いもきれいです。
お約束の5枚花弁の《ラッキー(ハッピー)ライラック》。


《フレンチライラック‘レッド ジャイアント’》。
同じく《ラッキー・ライラック》。

《フレンチライラック‘センセイション’》。
見映えが良いに違いないと「創成川公園」でも「大通公園」でもラッキーライラックを探したのですが見つけられず漸くここで発見。《センセイション》の《ラッキーライラック》です。

《フレンチライラック‘ポウリン フィアラ’》。
《ラッキー・ライラック》でした。

こちらもフォトスポットです。

皆さん熱心に写真撮影でした。

【八重のライラック】
色々なところでライッラックを見てきたのですが総じて八重の花が好みになりました。ラッキーライラックの見分けが難しいですが華やかな感じ良いです。こちら《スポーケイン》。
《スーヴニール デュ アリス ハーディング 》。
《エトワール デュ メイ》でした。

芝生広場に自転車。ベンチもあり一休みする人や犬の散歩など夫々楽しんでいました。

【遅咲きのライラック】

「ライラックの森」の東側には遅咲きのライラックが広がります。これが咲くと可憐な雰囲気だろうと思わせるものが多くありました。これらにはクラーク博士が1876年にマサチューセッツ州に送った日本のライラック(ハシドイ)の子孫も含まれ120年余の時を経て札幌の地に里帰りしたものもあるとか(うまく見つけられず下の写真にはありません)。
《プレストンライラック‘ミス カナダ’》。
黄緑の葉が特徴の《クン プン》。
《クン プン》の花。

《スリーピング ビューティ 》。
可憐な花が咲いています。
たまたまか品種の特徴なのか、この《スリーピングビューティ 》の花房には6枚花弁、5枚花弁の《ラッキーライラック》がたくさん見られました。いずれにせよラッキーでした!

「ライラックの森」 奥にはパークゴルフコースと「ピクニック広場」が広がります。「ピクニック広場」はのんびりと昼寝に良さそうです。


「クイズラリー」や「フォトキャンペーン」などとともに「第64回さっぽろライラックまつりin川下公園」のイベントとして設置された「リラックスプラザ」前の苗木・グッズ販売の特設コーナー。


最後に「展望台」から公園を見渡します。正面入り口方向に延びる「カナール」。以上で散策を終了しバス停へ向かい帰路につきました。

見頃過ぎなのではと少し心配していたのですが十分にライッラクを楽しめました。さすがは「さっぽろライラックまつり」の会場で多数のライラックが咲き誇る光景は見事です。しかも環境の違いなのか「大通公園」と1週間違いで見頃となるということで長くライラックが楽しめて結構でした。多分に今シーズン最後のライラックめぐりでしょうが満足いたしました。ありがとございます。

「川下公園」
川下公園管理事務所
札幌市白石区川下2651番地3外
℡(011)879-5311
https://www.sapporo-park.or.jp/kawasimo/
(2022.5.29訪問)

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