台湾の烏來（うらい）温泉で・・・・・茹で上がっちゃった・・・

２０１２年６月に２週間、台湾を旅した。あいつとは、高雄で待ち合わせ！

台湾には沢山の温泉が湧いている。

烏來（うらい）温泉に行った。




台北からバスがあり、自然一杯の山間の小さな町。川が流れ、ひなびた感じの温泉街だった。





宿泊もよし、日帰りでもよし！
でも・・・日本の温泉の様に大浴場と言うのがない。
ほとんどの温泉旅館は、個室で食事が付いていたり、なかったり。

まずは部屋をパンフレットでえらぶのである。
ベッドの付きの部屋、ソファだけの部屋、湯船だけの部屋・・・色々あるんや！

川が眺められる部屋（湯船＆食事なし）で、時間は１時間と選んだけれど・・・
なんと！浴室だけしかなく、着替えする部屋もなく、椅子が２つあるだけ！
せめて小さくても着替えの部屋が欲しかった。

風呂場の中のここでぬぐの？
そうやろなぁ～

あいつが脱いだので、私も・・・だって温泉に入るんだもんね。

浴槽にお湯がないよ！
蛇口から温泉の湯をいれるんやろな！

結構大きな湯船なので、お湯を貯めるのに時間がかかる。
あいつと私・・裸でお湯がたまるのを待つ姿・・・・うぅぅぅぅ恥ずかしい・・・
裸ほど無防備なものはない！落ち着かないことこの上ない！

お風呂場にジャァージャァーとお湯の音が響き、二人は浴槽の淵に腰を掛け無言！

こんな状況になると、人間何をするかわからない。
あいつはシャワーの水を鏡に向かってかけていた。

何してるの？
見たらわかるやろ！
分かるけど・・・わぁ～止めて！！！

あいつは私に向かってシャワーをかけてきた。
その一瞬から、お風呂場の空気が和んだ。
きっとあいつも気まずい思いをしてたんや！

ただし「極楽！極楽！」なんての癒しは全くゼロ！！！
とんでもない！温泉に１時間も浸かってられない。
折角の「美人の湯」だったのに・・・３０分でフラフラ！！！！！
湯気が一杯の湯船の横で服を着るので、汗だく！汗だく！

川べりに、水着を着てはいれる「露天風呂」に行きたかったのに、
工事中で行くことができなかった。


違う旅館でお昼を食べる事にした。
メニューを観ると「三菜一湯」と書いてあった。

もう温泉に浸かったので、一湯は要らんわ、湯あたりするわ！

あいつが大笑いをした・・・あははははははは・・・

なんで笑うのよ！
アホなことを！一湯はスープの事やで！
温泉に浸かりすぎ、脳まで溶けたんやわ

茹で上がって・・・恥ずかしい間違いをしちゃった。





渓谷を観ながらのお食事は、メチャ美味しくて、メチャ癒されました。