露天風呂マニアの温泉探索記

主に北海道東部の露天風呂めぐり、
普段なかなか行くことの出来ない、
山奥や、北方領土の探索記録である。

歯舞群島・志発島墓参

2009年09月04日 | 北方領土
悪天候で上陸出来ないかもしれないということで、何とか前日に墓参りは終えたのですが、
曇り空ではあるが波は高くないです。予想に反して時化ていないので本日も上陸決定!
今回は北海道主催の慰霊祭と島の探索です。

昨日同様、カフェノツにある灯台を目指して出発!

この辺り昔は街だったところ。

志発島は広大な草原です。木は1本も生えていません。
色丹島とは異なり山はなく平らな島です。

旧ソ連の建てた灯台、なんと壁には鉄筋が入っていません。
地震のせいなのか、下の1/3くらいの部分と上部がずれています。

カフェノツ墓地と書かれた墓標は北海道が建てたもの。
右の石でできた石碑は志発会が建てたものです。

墓参団員、同行者全員で献花します。僕の祖祖父もカフェノツ墓地に眠っています。

墓地周辺の土中から65年以上前のビール瓶と、酢の瓶が発掘されました。

慰霊祭の後は、3班に分かれ島の探索です。しかしロシア側の許可がなかなか下りません。
結局7名だけが小舟に乗り火葬場跡の探索に行くことになりました。
僕は墓地周辺の探索を希望していたのですが、このままでは何処にも行けない。ヤバイ・・・
どうしようと思っていたところ、船に空きが出たので、すかさず立候補!!
無事に火葬場跡探索に加わる事が出来ました。

また小舟に乗り火葬場跡を目指します。
約30分のクルージング、目的地周辺の河口に着きました。

なんと火葬場跡は、この川から沼に入り行くらしい!!
干潮の時間に重なったので、沼の水が海に流れ出し川の流れが速い!
ここを小舟の船外機エンジン全開で突っ切るとのこと。
おぉぉ~~ なんだか面白くなってきました。

次回、火葬場跡探索 
   川を小舟の船外機エンジン全開で登ろうとするが、
   一体どうなってしまうのか!!
   川上りの様子を動画で紹介します。

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6 コメント

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Unknown (シン)
2009-09-05 16:33:27
旧ソ連の建てた灯台、なんと壁には鉄筋が入っていませんですと!
なんと無茶苦茶な施工
ありえない

地周辺の土中から65年以上前のビール瓶と、酢の瓶が見つかったんですね。
誰も近くに住んでないからそれだけ、綺麗に残っていたんですね

火葬場跡の冒険を楽しみにしてます。
返信する
シンさん (露天風呂マニア)
2009-09-05 20:05:44
こんばんは~

これまで北方領土で見たロシアの建物は、
結構雑な作りです。
新しい建物でも、ペンキがはみ出していたりします。
日本の建物とは比べモノにならないです。
それとも日本人が神経質すぎるのかも・・・
返信する
Unknown (ゆぅ&かん)
2009-09-06 17:11:51
こんばんは‥(^^)

65年も前のビンが出てくる何て凄いですね、それだ
け誰も近づいていないと言う事ですかね‥???
火葬場跡の探索に参加出来て良かったですね、せっか
くきたんだもんね‥(^0^)/
返信する
ゆぅ&かんさん (露天風呂マニア)
2009-09-06 22:20:37
こんばんは~

色々な物が出てくるようです。
食器類や鉄製品が結構出てきます。
火葬場跡の探索に参加し、
これまで謎だった事も判明したので、
かなりの収穫があったと思います。
返信する
街は跡しか無いんですね。 (みずち)
2009-09-07 07:55:10
廃虚が残ってても良さそうなのに。

無人島なのにわざわざ整地したのでしょうか?

瓶などの小物はきれいに残っているんですね。

それにしても、何故火葬場の探索だったのでしょう?

何か思い入れの深い場所なのでしょうか?
返信する
みずちさん (露天風呂マニア)
2009-09-07 18:30:49
こんばんは~

海岸沿いにあった建物は、津波や高波で壊滅したらしいです。
特に津波の被害は深刻らしい。
300~500年周期の巨大津波では、
内陸部まで津波が到達するとのこと。
そのため木が1本も生えていないと、本に書いてありました。

比較的高い場所にある建物は、ロシア人が燃料にして、
燃やしたりしたみたいです。
志発島北西部では、大規模な工場の基礎や機械が、
残っていたりします。

火葬場跡には、骨壺に入りきらなかった
骨を埋めていたとのこと。
墓参団員の親、祖父母が埋まっているので、
探索に行ったのです。
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