露天風呂マニアの温泉探索記

主に北海道東部の露天風呂めぐり、
普段なかなか行くことの出来ない、
山奥や、北方領土の探索記録である。

ビザなし訪問択捉島・その7

2008年09月29日 | 北方領土
上の写真は空港建設により破壊されたグイマツ林

内岡~別飛の中間辺りに新空港が造られていました。

森林は大規模に伐採されています。

北海道とは違うグイマツ林も台無しです・・・

ロシア側の説明によると1540mの滑走路を持つ国際空港とのこと。
また予算によっては今後600mのびる可能性もあり。
賃金は大陸の3割増しで、労働者はロシア全土から集まっているらしいです。
説明してくれた現場責任者の方はウクライナから来ています。
ウクライナと言えばほとんどヨーロッパです。
かなり遠くから来ていますね。
こんなに開発されては北方領土返還も、
時の経過とともに難しくなるのではと危機感すら感じました。

空港建設現場視察後は別飛に移動し景勝地オーリャ湾を見学

遠くに見える建物はギドロストロイ社の大規模水産加工施設です。
せっかくの景勝地が台無しです。

対話集会会場のギドロストロイ社の大規模水産加工施設に到着!
目の前のオーリャ湾では沢山の数の魚が飛び跳ねていました。(驚)





庭がかなり立派です。

水産加工施設

対話集会の様子
今回の対話集会では環境問題と北方領土問題が話し合われました。
しかし肝心の北方領土問題はあまり時間が無く、
島の環境問題に多くの時間を使っていました。
内容的にも魚の内臓等を海に捨てているが、(内岡湾の海水は茶色く濁っており臭い)
どうしたらいいのだろうと言うような事など??の内容だった。
北方領土問題では日本の大学生の方が、
しっかりとした考え方を持っており少し安心した。
しかしロシア側からは領土問題は存在しないとの発言もあり失望。
時間も無く反論すら出来ない状態だったので今後の課題だろう。

対話集会開催中にカラフトマスが工場に入荷!

イクラを取り出したり加工が始まりました。
主に韓国、中国、日本へ輸出しているそうです。

次回 ビザなし訪問択捉島最終回・夕食交流会と帰港編

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ビザなし訪問択捉島・その6 | トップ | ビザなし訪問択捉島・その8 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

北方領土」カテゴリの最新記事