クロスカウンター

外出していたりすると、よく鞄を共有していたりする。
例えば自分の財布をマネージャMikaの鞄に入れてもらってたり、というようなことだ。
あとはそもそも共有しているもの、例えばカメラとかそういったもの。

そしてことあるごとにこれらのものを「あれだして」「これ入れといて」
というようなやりとりが頻繁に行われるわけだが、最近あることに気付いた。

とにかく鞄と相性が悪いのだ。
女子の鞄というのはとにかく小分けのポケットなどが充実しておらず、
小分けにする場合はむしろポーチ的なもので分けてそれ自体を鞄に入れる、というパターンのほうが多いようだ。
少なくともマネージャmikaはそうだ。

それ自体も自分にとってはなんだか使いにくい気がするのだが、もっとおかしいのは、
全然大きな鞄でもないのにモノが見つからない。財布やカメラなど、とにかくすぐに出てこない。
見つかるころには鞄を全部引っ掻き回して中身もぐっちゃぐちゃになってしまう。
かといって小さな鞄にモノがたくさん入りすぎている、というわけでもない。

一体なぜ。。。？
あるとき、はっとなった。


mikaは左利きなのだ。

おそらく、左利きとして自然な方向にモノを突っ込んでいるために、
右利きの僕が自然に突っ込むサイドとことごとく反対にモノがあるのだ。

左利きと言えば、食事での席の配置に気を使ったり、
自動販売機や改札機などは少なくとも日本の場合右利きの人を前提に作られているというのはよく聞く話だ。
しかし鞄にモノを入れる時の感覚が逆、というのは新しい発見であった。

「なんでいつも逆やねんッ！！」と外で小競り合いが始まる前に
自分で発見して静かにその事実を消化して克服することが出来た。


また一つ大人になったね。