誕生日の悲劇２

前回までのあらすじ：
誕生日をできるだけ普段と変わらず過ごそうという試みを実行に移したヨウジ氏とヒデ氏。
吸い込まれるように入っていたデパートの催事場で、顔面が真っ白になるほどのロースペックなギターを見てしまう。
止めどなく流れる涙もそのままに、逃げる様に駐車場から脱出する二人。３００円の駐車場代を支払った時点で軍資金も底をつき、路頭に迷いかけた二人の目指した場所はやはりCDショップ。そこに更なる悲劇が待ち構えていた。。。


「たまに思いもかけないセールをやってることがある」というヨウジ氏の言葉を信じ、
我々はCDショップへ転がり込んだ。確かにツボをついた品揃えでCDがずらりと並び、少し落ち着きを取り戻す。

こういう時、思わず　アランスミシーバンドを探してしまうのは僕だけだろうか。
いや、みんなやっていると信じている。そして買うのだ。見つけたら買うのだ。。。！いいね！

それはさておき、やはり今回もなんとなくア行からざーっとCDを見て行く。
洋楽コーナーなのでもちろん僕らのCDなどないはずなのだが、アランスミシーバンドは洋楽と間違えられる確率も無きにしもあらずだ。一応チェック。

そのとき、目に入ってきたCD。
アラニス。ああ、流行ったなあ、これ、そうそう、このアルバム。。。

え。。。？




盛りカット。。。？


その後のことは、よく覚えていない。