もう10年にもなるが、毎年避暑を兼ねてもはや里帰りのように飛騨古川に足繁く通っている。
ひで氏です。
今年は特に暑い奈良を飛び出して涼しさを期待して古川入りしたのだが、やはりさすがの古川も例年より暑い。
それでもクーラーいらず、明け方は肌寒い。
そんなひで氏は幼馴染の友人Tを訪ねて毎年ここに来るわけだが、
ある夜にその友人Tが「明日、朝走るか?」と提案した。
Tは、私ひで氏が中学生の頃に自転車に乗り始めるきっかけを作ったような男である。
私の自転車は彼の父親がパーツをかき集めて作った。
まぁなかなかそんな機会もないな、と思いながら快諾した私は、打合せ通り翌朝5時半にTと準備した。
ちなみに、この歳になると早起きが全く苦痛でなくなる。
早速Tの自転車を借りて出発したのだが、私ひで氏にはこの現代の自転車がまずチャレンジだった。
シフトレバーがブレーキのところにあったり、ペダルにカチっとはめる特殊なシューズを履いている。
今では常識の技術だが、普段30年物のレトロバイクを乗り回している私ひで氏にとっては衝撃だった。
何回も間違えてシフトチェンジのタイミングで手をフレーム付近に伸ばしてしまう。
とは言いながら自転車は自転車、しばらくするとそれにも慣れ調子よく走っていたのだが、とにかくペースが速い。
Tは昔からスポーツの申し子のような男だ。現在はトライアスロンをやっているのだから、ある程度は予想していたが、やはり普段一人で自分のペースでのんびり走っているので余計に速く感じる。
とりあえずはぴったりと後ろについて走っていたのだが、一旦休憩する頃には久々にこんなに真剣に走った、というぐらい息は上がっていた。
そして気が付けば飛騨古川からあの飛騨高山まで来ていた。
必死に走りすぎて若干気持ち悪くなっているのに
ちょっと休憩、とコンビニで平然とコーヒーを飲むTに仄かな殺意を覚えながらも、これは何か糖分を摂っておかなければまずい、と思い
「小銭貸せ!」とヨーグルトを買い流し込んだ。
これが平然を装っているが死にそうになっている当時の私ひで氏だ。
そんなキツい自転車だったが、やはり気持ちが良いものだ。
なんといっても広大な畑や美しい水に囲まれた飛騨の道を走る気持ち良さは格別で、こういうところで国際レースが行われれば日本でもツールドフランスにも匹敵する美しい絵が録れるのではないかと想像した。
そしてTと一緒に何かをすると良くも悪くもそのことは記憶に深く刻み込まれるな、と改めて思った。
思い返せば彼とは色んなことを過去にもやっている。
「壮絶アメリカ3日間縦断ドライブ」
「ブリザード直撃スノーボードライド」
「高熱40度トロント散策」
ちょっと考えただけでも壮絶な記憶がよみがえってくる。
それにしても二人の共通の認識として「自転車は面白い」という話になった。
すべて自分の力でコントロールし、止まるも進むもすべては自分次第、という部分が私ひで氏は好きだ。
それはソロライブに似ている。
そう、9月9日土曜日にまた塚本ハウリンバーにて私ひで氏、ソロライブを敢行する。
この自転車のメンタリティにも似た心持ちで自分の持てる力をすべて出したいと思う。
ぜひお越しを!
-----------------------------------------------------
2017年9月9日(土) 塚本ハウリンバー
open 18:00/start 19:00
Charge 2500円
樫本英之 / シュトウケンイチ / GOOSE BUMPS
※アランスミシーバンドのライブではありません。
普段はなかなか感じられない距離感でひで氏の歌と曲を堪能してください。豪華共演陣にも注目!
大阪塚本ハウリンバー
〒555-0022 大阪市西淀川区柏里2-1-19 石川ビル2F
TEL/06-4808-2212
ひで氏です。
今年は特に暑い奈良を飛び出して涼しさを期待して古川入りしたのだが、やはりさすがの古川も例年より暑い。
それでもクーラーいらず、明け方は肌寒い。
そんなひで氏は幼馴染の友人Tを訪ねて毎年ここに来るわけだが、
ある夜にその友人Tが「明日、朝走るか?」と提案した。
Tは、私ひで氏が中学生の頃に自転車に乗り始めるきっかけを作ったような男である。
私の自転車は彼の父親がパーツをかき集めて作った。
まぁなかなかそんな機会もないな、と思いながら快諾した私は、打合せ通り翌朝5時半にTと準備した。
幼馴染と何十年かぶりにバイクラン pic.twitter.com/KOW8OZdhSf
— アランスミシーバンド ヒデ (@asbhide) 2017年8月15日
ちなみに、この歳になると早起きが全く苦痛でなくなる。
早速Tの自転車を借りて出発したのだが、私ひで氏にはこの現代の自転車がまずチャレンジだった。
シフトレバーがブレーキのところにあったり、ペダルにカチっとはめる特殊なシューズを履いている。
今では常識の技術だが、普段30年物のレトロバイクを乗り回している私ひで氏にとっては衝撃だった。
何回も間違えてシフトチェンジのタイミングで手をフレーム付近に伸ばしてしまう。
とは言いながら自転車は自転車、しばらくするとそれにも慣れ調子よく走っていたのだが、とにかくペースが速い。
Tは昔からスポーツの申し子のような男だ。現在はトライアスロンをやっているのだから、ある程度は予想していたが、やはり普段一人で自分のペースでのんびり走っているので余計に速く感じる。
とりあえずはぴったりと後ろについて走っていたのだが、一旦休憩する頃には久々にこんなに真剣に走った、というぐらい息は上がっていた。
そして気が付けば飛騨古川からあの飛騨高山まで来ていた。
必死に走りすぎて若干気持ち悪くなっているのに
ちょっと休憩、とコンビニで平然とコーヒーを飲むTに仄かな殺意を覚えながらも、これは何か糖分を摂っておかなければまずい、と思い
「小銭貸せ!」とヨーグルトを買い流し込んだ。
これが平然を装っているが死にそうになっている当時の私ひで氏だ。
そんなキツい自転車だったが、やはり気持ちが良いものだ。
なんといっても広大な畑や美しい水に囲まれた飛騨の道を走る気持ち良さは格別で、こういうところで国際レースが行われれば日本でもツールドフランスにも匹敵する美しい絵が録れるのではないかと想像した。
そしてTと一緒に何かをすると良くも悪くもそのことは記憶に深く刻み込まれるな、と改めて思った。
思い返せば彼とは色んなことを過去にもやっている。
「壮絶アメリカ3日間縦断ドライブ」
「ブリザード直撃スノーボードライド」
「高熱40度トロント散策」
ちょっと考えただけでも壮絶な記憶がよみがえってくる。
それにしても二人の共通の認識として「自転車は面白い」という話になった。
すべて自分の力でコントロールし、止まるも進むもすべては自分次第、という部分が私ひで氏は好きだ。
それはソロライブに似ている。
そう、9月9日土曜日にまた塚本ハウリンバーにて私ひで氏、ソロライブを敢行する。
この自転車のメンタリティにも似た心持ちで自分の持てる力をすべて出したいと思う。
ぜひお越しを!
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2017年9月9日(土) 塚本ハウリンバー
open 18:00/start 19:00
Charge 2500円
樫本英之 / シュトウケンイチ / GOOSE BUMPS
※アランスミシーバンドのライブではありません。
普段はなかなか感じられない距離感でひで氏の歌と曲を堪能してください。豪華共演陣にも注目!
大阪塚本ハウリンバー
〒555-0022 大阪市西淀川区柏里2-1-19 石川ビル2F
TEL/06-4808-2212
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